抜け毛の原因のひとつは頭皮の血流が不足することによる血行不良です。
頭皮だけでなく全身の血行を良くすることが最も効果的ですので、運動不足を解消しましょう。
地肌を維持して健やかな発毛環境を整えるよう、軽めの運動を習慣化していかなければいけません。
かといって余暇の時間は増やせないし、運動なんてなかなか始められないという人も多いでしょう。
もともと運動が嫌いな人もいるかもしれません。
そういった方にお薦めなのは毎日のストレッチ運動です。
週1、2回の割合でジムに通っている方にもぜひ、取り入れていただきたいと思います。
激しい動きより、ゆっくりめの動きが良いでしょう。
ストレッチは筋肉だけでなく、自分で動かすことのできない血管の緊張をほぐすことができるので効果が高いのです。
通勤や仕事の合間などに肩や首、頭などを回してみましょう。
コキコキ曲げるよりは、ゆっくりのほうが効果的です。
これに、朝起きたときと、夜寝る前のストレッチを加えれば、回数も確保できます。
家では1動作×8回を何セットというようにメニューを決めておくと、「なんとなく」にならずにきちんと運動できるので、いいですよ。
育毛剤、なんていうと男性用の商品に聞こえてしまいますが、女性専用の商品もあるんです。
男性と女性では薄毛になる仕組みが実は違うので、男女両方で使用できる汎用の育毛剤を使うよりも女性のことを考えて作られた商品の方が育毛剤の真価を体験できるかと思います。
ですが、男女兼用の商品を使ったとして効き目がある人も、中にはいらっしゃるため、相性にも左右されます。
近頃、髪が薄くなったかもと気になったら出来る限り早く育毛剤で対処することが大切です。
多くの人が毎日、三食のどこかでお米を食べていることでしょう。
誰もが食べているお米ですが、お米だけに含まれているらしいγ(ガンマ)オリザノールという特有成分があることが知られており、この成分が、健康のために数々の、すばらしい働きをするようです。
例を挙げると、抗ストレス作用、善玉コレステロールを増やす働き、血行促進、更年期障害の緩和、それに、男性ホルモンの一種DHTが生成されるのを阻害する働きもある、とされています。
ですから、男性型脱毛症に大きな効果がありそうだ、と言われています。
というのも、DHTは男性型脱毛症の一番大きな原因とされ、DHTの過剰分泌により症状が出る仕組みになっているからです。
お米と言いましても、どうやら胚芽部分に含まれているようですが、お米を食べることで男性型脱毛症が改善できるというなら、育毛のため、ぜひ、お米を食べたいものですね。
頭皮マッサージが育毛に良いとよく聞きますが、本当のところはどうなのでしょうか?事実なのでぜひ実践すべきことです。
優しく頭皮をマッサージしたら凝り固まった頭皮をやわらげて、血のめぐりを良くすることが可能です。
血行がスムーズになれば頭皮に栄養を十分に行きわたらせられるようになり、健康な髪が生えやすい土壌を作りだせます。
通常の大人の場合で1日に数十本から100本の抜け毛があると言われています。
それでも髪が薄くならないのは、抜け毛の量に相応した充分な発毛があるからです。
ですから、薄毛の対策としては「発毛を増やす」、「抜け毛を減らす」の両方が大事なのです。
では具体的に何からはじめたら良いかというと、育毛のために血行促進を念頭に置いた生活をするようにしましょう。
血流は普段あまり意識しないかもしれません。
たとえばPCの前に30?40分座っていて足の甲の色が悪くなる人は、血流が悪いと考えるべきでしょう(子供は40分の授業中でも足の甲の色は変わりません)。
このように血液の流れが良くない状態が続くと、髪や地肌は細胞単位で日々再生されていますが、再生と維持に欠かせない栄養素が毛乳頭に行き渡らないだけでなく、本来なら血管を通して排出されるべき老廃物が残ってしまいます。
古い脂質はシャンプーでも取り除けますが、これが逆に刺激となって脱毛につながるパターンもあるのです。
頭皮の血行を維持するというのは、とても大切なことです。
指先で頭皮を軽く押すマッサージで血流を改善させつつ、普段の食事でも、悪玉コレステロールやトランス脂肪酸の摂取を避け、血管がサラサラになると言われる食べ物をとるようにします。
肉より魚、サラダより緑黄色野菜のほうが良いと言われています。
運動は心肺機能を強化して血流を改善するので、育毛には大いに役立ちますので、あわせて行っていきたいものです。