今日は政宗公のご命日です。
(旧暦なので新暦に直すと日にちは変わりますが)
同じ日に亡くなった正室の愛姫様
同じ月に亡くなった長女五郎八姫様
偶然かも知れませんが、家族愛を感じます。
以前読んだ「伊達政宗、最期の日々」は政宗公の小姓が記した「木村右衛門覚書」を軸に、寛永13年の出来事が綴られています。
若干難しいところもありますが、涙なしでは読めませんでした
たひたたん
ほともなきまの
花盛
一かたならぬ
なこりいくはく
ふるさとの
花のさかりに
あひにけり
又こん春の
いのちともかな
政宗公の辞世の句「曇りなき〜」は有名ですが、この和歌は政宗公が病苦を押して最後の参勤交代で江戸に赴く前に詠まれた和歌です。
もう見るのも最後になってしまうであろう、仙台の花盛りを詠まれています。
(本のカテゴリーに入れるか悩みましたが、こちらにしました)