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逢えぬまま眺めるのは青い落月 杞憂が一刻の水泡に帰せば赤い東雲が望める

塞き侘ぶのは




寂しさという




寒さに耐える吐息


























貴方の温もりだけで




溶ける白雪は




交わした契り


























そんな雪ばかりが積もる




真っ白な世界で




ただひとり帰りを待つの

































いつかの




降り注ぐ陽射しは




途方も無く眩しく




瞳に映るもの




全てが美しくて




どのような痛みさえ




そばにいるだけで




辛くは無かった


























見つめ合うほど




この身が灰になっても




離れぬと約した




茜の空は




限りなく広がる




貴方との夢を彩り




紅に染めた



































そうした赤く




色付く毎日を




指折りに数えて




満たされた



























枯れることの無い追憶は



色褪せることなど無く




時過ぎるほどに




色鮮やかに




より鮮明に




充溢を繰り返し麗しく




愛しさばかりが




溢れだしたのに
































今や生きる世界は




途方も無く白く






















指先に




触れるもの全てが




不安で仕方が無い























逢えぬほど




この身に




雪の溶けぬ陽射しが




想いを引き裂いて




去ってゆき




冷たく震える手を




温めてくれたあの日が




見当たらない




























この瞳の前の




凍る水面に映る




行き場の無いの愛は




水月の如く





















願えど叶わぬ




温もりは幻想





















消えては浮く




貴方の影





























いつの日か




交わした契りを

傍らに抱き抱え




























この色付かぬ




世界でひとり




待っています

































貴方が居る世界以外に




欲しいものは




何も無いから




貴方の為なら




購いさえも




怖くはない







































また巡り逢えば








雪が溶けるなら








その雪解け水に








舟を浮かべ








揺蕩う雅ぶ想いを








そっと乗せて








愛のまにまに








舵をおほって








二人だけの








永久の世界へ








連れていってと








祈る日々















-------------------


雫様のご要望で今回は書かせて頂きました



遅くなり申し訳ありません



お気に召して頂ければ幸いです

時は常に残酷で



桜色に染まる坂




僕はあなたの




小さな背中を追いかける























幾年の時が経ち




僕はあなたをまだ追いかけて




















白く冷たい華が




降りしきるなか




あなたの側に




ずっと居たかった






















瑕疵ばかりの未来が




横たわろうと




君を守ると決めていたのに






















けれど今は遥か彼方




見上げるのは億千の星たち


















僕の生きる世界には




大きな穴が空いていて




夢から覚めれば




枕は冷たく濡れている
























日々僕は探している




あなたの姿




あなたの吐息






















僕はいつまでもあなたの




幸せだけを願っているのに




どうしてこうも




あなたの影を追ってしまうのか























馥月様のリクエストで

>秒速5センチメートルを題材に
とのことでしたので仕上げてみたもののただの内容のまとめみたいな詩になってしまいましたがご容赦ください(笑


リクエストありがとうございました。


君に届け私の花

春の暖かな風に




髪がなびいて




ほのかな春の香が立ち込める




























そして私は君を




そっと見つめるの

















目があうと




胸が熱くなるから




遠くを見ているふりの繰り返し


















君の向こうには




青く深い空に目掛けて




背伸びする




たゆたう雲より白く咲く白木蓮




















私も君に見てもらいたいから




少し背伸びをしてみるの





















もうあとちょっと




背伸びをしたら




きっと貴方に届くはず
















あの白木蓮みたいな




真っ白い私の想い















鈴月様からのリクエストで
>恋愛系の明るいの

とのことでしたので自分的には結構ポップに仕上げたつもりでしたが
明るいかというと疑問が残りますね(笑;

どうしても片思い系に;;

次は馥月様のリクエストにお答えさせていただきますっ


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