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君の瞳が他のひとを映すから



からだの何処かが痒くて




掻き毟って滲むそれは




外圧と内圧の混じる洋墨の色




















これまでやって来たこと




これからやらなくてはならないこと




そんなこと




たかが知れている

















強く吹く風の中に




私に宛てられた




便りを探す




差出人は依然、不明























誰か一人でも




この名前を呼んでくれる人は




居るだろうか

























去って行く人の多さに




辟易することさえ




儘ならないまま




狼狽えるだけで





















ただ何かにつけて




身勝手な理由で染めた布を




覆い被せて




視界から消しているだけ
























気付いているだろう




今や足の踏み場も




無いような環境の中で




その環境にただ不貞腐れる日々


























私たちが分かり合えることは




これまでも




これからも無い





























永久に交わう事の無い








平行線の果てに








どれだけ許し合えるか








ただ、それだけ



























夜遅く








帰りの電車に揺られながら








窓の外を眺め







ひとつ囁く








「何が残ったのだろう」
























めくるめく春よ








さようなら


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