とりあえず生きている

泣きすぎてあたまがいたい

心配です

みんなの言葉だ

秋津は強い、もう昔みたいに代われない。

弱いんだ僕らは。


入院したらいいじゃん。
お金かかるけど、入院したら

秋津。

あたまいたいんだよ。
もう泣かないでくれ

気持ち悪いよ

しばらく出てこないでくれ

あたまがいたい

祝詞で神様が元気になるのはわかったけど私が輝くってのはどゆこと？

私に祝詞が合うってことは、真言より祝詞を唱えたほうがいいってことね。

きれいなメロディで歌ってもいいって。
そもそも祝詞なんてまともに奏上したこともないのに。

祝詞は音。
限界を超えた先に祝詞の音があるって難しいわ。

祝詞を奏上するときに一番大事なのは音。空気。空気の中にある神様を意識すること。

やっぱり難しいよ。
でもなんとなくわかった。
ありがとう、娘娘

眠らせてと泣いていた。

何もいらないからと。
彼女は真っ黒な感情に発狂寸前で。

もう、自分を保つのが困難だからと主人格でいることを厭う。

だが困る。

我々は彼女が、泣いていても傍らに寄り添い続けるだけの存在だから


死ぬとか生きるとかどうでもいいとなってる人間は恐れるものがない。

手遅れだ。

薬を飲む飲まないじゃない。
彼女が、もう正気じゃない

離人観になれてもメンタル死んだまま。

下手すれば出てくるからもう委ねてほしい。

ゆっくりしてほしい。
少しでも任せて休んでいて。

こちらはこの状態に慣れるから。

楽になれ


もう無理をするな。



まだ息が苦しい。
君がいると呼吸が難しい。

とりあえず離れたところで休んでいて。


とりあえず浄に見つからないうちに服薬して布団に戻ろう。

そうそう。ぼくらにあずけて。
できることは手伝うから

あなたはがんばらなくていい。
やらないでもいい。

もう限界だ。

体が、離人症に見舞われている。

毎日をただ必死に生きていくだけで精一杯で。
休みたいと泣いていた。

これ以上無理はしないで。

あなたは私たちが守るよ。

でてこないでいい。

休んでいてくれ。

何もしたくない気持ちもわかるから。
もう出ないでよ。

これ以上悲しみが増したら君を守れないから。

この離人症は。
君が限界を迎えた証だ。

明日神社に行くよ。
佑先生にも連絡したいな。

とりあえずこれ以上そばにいないで離れてくれ。

近くにいると涙が出るから。

よろしくね