幼い心




ハッ…


とした…


何時かの朝に
タイムスリップした


気分だった…


強く雨が
降ってて
珍しく父さんが
家に居た


ボクは学校に行くのを
嫌がってた…


雨降りの日
友達は親の送り迎え…


羨ましかった…


少し駄々をこねて見たんだ


あっさり避けられて


泣いた…・・・


泣いたって
聞くような人では
無い…


知ってる癖に
何故か
雨が降った朝
父さんが家に居ると…


「送っててくれないかな…?」


って…
思ってしまう…


今では
必要の無い事なのに
何故か
天気も
気持ちも
条件も
揃ってしまってた…


苦い気持ちが
溢れた…・・・



昔ね


欲しかった事が
今叶ってるんだけど…


今更…


叶ってもね…


ボクは変わっちゃったんだよ…


神様は酷いね


こんな形は
望んで無かったなぁ…