柔らかい布団の上


顔馴染みの人と
寝転がってる


一本…


一本…


顔馴染みの
黒い髪を抜いては
白く染め上げてく…


楽しそうにしてる…


フッ…と
誰かが近付いて来る


良く知ってる
K先輩だ


身体を起こして
迎える


先輩は椅子に座り
手に持ってた物を
机に端に乗せ
弾くように
ボク方に投げた…


ボクはビックリして言った…


「くれるならちゃんと下さい。ボク、こう言うね厳しいんです」


怒った口調に反応して
先輩は投げた物を
拾い上げ
ボクに差し出す…


この時の言葉を
忘れてしまったなぁ…


何かを
叫ばれた気がしてたけど…


そろA
目が覚める寸前…


ボクは受け取る…


3つの小さな袋菓子の様な物


1つがハート形の
チョコレートだったのは
覚えてた…