閃光ちゃん登場から一年経った様で…。おめでとう閃光ちゃん。
遅刻どころの騒ぎじゃないですね!(4/27)もう5月ですよスパコミ行きたかったよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!
このGWは烈火魂の1から4話までの配信もあってまた見れて嬉しいです。幸村くんかわゆい。
追記からとても短いですが閃光ちゃんのお誕生日を祝ってあげたかった紺碧さんのおはなし
今日はボクがレイの中に生まれて今日は丁度一年目の日。そう、birthdayだ。
待ちに待った日。どうしてかっていうとね、
「今日はボクがkingだよ!」
ボクの言葉に皆がバラバラに拍手をくれた。
灼熱の誕生日の時に些細な事で灼熱と白銀がケンカになって、
それで解決策として誕生日のゼロが王様、王様のいうことは絶対、というルールが出来たんだ。
あの時、用意したケーキをひっくり返された紫電のsmileは本当に怖かった。
二人の顔に崩れたケーキの残骸をぶちまけて、
『今日は白銀が引いてくださいね』って言ってこのルールを提案されたわけだけど誰も反対しなかったね。
それに、勢いで決めたルールだけど楽しそう。
にっこりとボクの中で一番のsmileを向けると眉の間に皺が刻まれる。
「ボク、紺碧にお願いがあるんだ」
「…なんだ」
いつも通りの態度を装いながら、ほんの少しだけ見え隠れする警戒心にボクは心の中で呟いた。
大丈夫だよ、怖い事なんて何もしないよ、って安心させてあげたい。
「紺碧が、ボクに、側にいてくださいってお願いするの。どうかな?」
おや、これはお邪魔でしたね、と紫電が皆を連れてってくれた。
だからこれで二人きり。
「うぬは、…そんな事でよいのか?」
「そんな事じゃないよ?」
飛び込んでくるボクを受け入れてくれる紺碧だけど自分から動く事はあまりない。
とってもとっても大好きだけれど、だからこそさびしいんだ。贅沢だって分かってるけど。
だから、紺碧がボクを欲しがってくれたらもっともっとhappyなキモチになれるんじゃないかって。
「閃光」
「う、うん」
伸びた手がボクの頬に添えられた。
そのまま優しく撫でられてどんどんボクの方が緊張する。
「一生をオレ様と共にあれ、閃光」
「う……え、一生?」
「不満か」
自分が言わせた筈なのに、happyどころかドキドキが止まらない。
「ボクも一生紺碧を離さないから!」
いつも通り抱きつくと迷うことなく抱き留められて安心する。
「うぬが生まれて来た事、嬉しく思う」
「…ありがとう、紺碧」
抵抗される事もなく奪う事を許された唇はとても温かかった。
大好きなひとと触れ合っている事がとっても幸せで、
ずっとこうしていたいけどそういうわけにもいかないから一旦身を引いた。
名残惜しくてもう一度、という時に紺碧が声を上げた。
「少し待て」
ごそごそと取り出されたのは小さな箱だ。
首を傾げていると目の前でそれを開かれて、中身に吃驚した。
何度も差し出されたそれと紺碧の顔を見比べていると受け取れと言われて我に返る。
「これって…」
「いらぬのならうぬの手で捨て「いる!いるよ!」」
中にあったのは金色の指輪だった。
喜ぶボクに紺碧は滅多に見せてくれない微笑みを浮かべて、
「うぬは形ある証を喜ぶだろうと聞いてな」
「考えててくれたんだね…!」
みんなに相談して指輪を贈る事にしたらしい。
ボクに指輪をはめてくれた紺碧の指にも同じ光があって、
ボクは生まれて来た日の幸せをしっかりと噛み締めた。