一日が流れるように過ぎて行く…仕事してる間の体感時間は物凄く長いのですが逆にしてくれないか私の体内時計。
イベントが終わって素敵なお宝本を読んでぎゃーーーーー!!!可愛い!うわーーーーーー!!!!萌!!!とかゴロンゴロン転がりまくってますが虎さんが予約分を送ってくれないんだぜ…記念アンソロ通販で頼んじゃったからまだ読めてないのでイベントまだ終わってないんだ!(帰るまでが遠足ですなノリ)
そんなこんなで毎日生きてます。明日の夜辺りにハロウィンっぽい拍手文の交換ができたらいいな(希望)と思います。
「紫電!とりっく・おあ・とりーと!」
「おやおや、ハロウィンですか?」
にこにこと笑顔でそうだぜ!と楽しそうな疾風はいつもとは違い
オレンジ色のローブや黄色のカボチャのような帽子といった別の色を纏っていました。
明るく溌剌とした色は彼に似合っていますし、可愛らしいと思います。けれど。
「それではお菓子を差し上げましょうね」
「ホント!?やったー!」
「ふふ、お茶もございますよ」
嬉しそうに近づいてきた疾風に私のマントを掛けると、
紫電?と不思議そうに首を傾げています。
「折角のハロウィンですが、
どうせならば私の色に染まってみませんか?」
暗い色で包み込まれた疾風は大きく見開いた緑の瞳を瞬かせた後、
紫電の色か、とマントを掻き合わせて私を見上げた頬が赤く染まっていて、
あまりにも可愛らしくて思わず抱きしめてしまいました。
「紫電もオレの色に染まってくれる?」
恥しそうに、けれども真っ直ぐに見つめられた私は、
疾風の言葉に彼と同じ色に染まった頬に触れた柔らかな感触を受け、
ますます彼を抱きしめた腕に力を込めました。
「好きです、疾風」
「オレも、びゅおおおっと好きだぜ、紫電」