近頃たくさん毛が抜けるようになったといっても、すぐさまAGAだと自己判断するのはよくないです。
多少の個人差はあるものの、季節と季節の合間に髪が通常よりたくさん抜けるというのは人間であれば普通のことです。
一般に暑さが一段落する9月から10月頃にいわゆる「秋の抜け毛」が増えるようです。
ほかにも成人だと通常、年間を通して毎日100本程度は抜けているので、私達が目にする抜け毛はほんの一部なのです。
薄毛治療を受け付けているクリニックの中には、発毛や育毛の有効成分を口からではなく点滴を使って直に体内まで届けるという治療法をとる場合もあります。
発毛成分と共にビタミンなども取り入れる事ができ、頭皮を活発に活動させたりストレスが解消されたりといった効用もありえます。
ただ点滴を受けるだけにせず、並行して他の治療も行うと効果がより一層高まるでしょう。
テストステロンなどのホルモンの影響で発症するAGAは、思春期以降の男性なら無縁とは言い切れません。
これはAGAだと言いうる年齢については確固たる基準はないものの、たとえば中学校3年程度でも検査の結果、AGAであると診断されることがないわけではありません。
ただ、男性ホルモンの影響が強いのか、それともストレスや免疫疾患に由来するのかを自己診断するのは危険ですから、専門医の診察を受けることを推奨します。
それと、有名なAGA治療薬にフィナステリドがありますが、未成年には現時点では禁忌(使用禁止)とされているため、たとえAGAでも二十歳を超えない限りは処方不可能です。
長時間紫外線に当たった日には、髪が極端に傷んでると感じたことはありませんか。
実は、紫外線によるダメージはお肌より髪の方がうけてますから、日中はUVプロテクトスプレーや帽子、日傘といったもので紫外線から髪を保護してください。
これらの紫外線対策をおろそかにすると、秋の抜け毛に大きな影響があり、薄毛につながっていくことにもなりかねません。
紫外線の強い時期には。
前述の紫外線対策で育毛をしてみてください。
育毛のためには亜鉛という栄養素が必要不可欠となります。
亜鉛が不足することにより薄毛となるリスクが増えますから、日頃から意識して摂るようにしてください。
亜鉛を含む食材というと、納豆や海苔、牛のモモ肉などがありますが、日頃の食生活において不足しがちであれば、サプリで気軽に亜鉛を摂るということも考えられる一つの手です。
さらには鉄分やビタミンE、タンパク質なども薄毛の予防として非常に効果的な栄養素と言えます。