育毛器具を使えば100%髪が増えると思いたいところですが、なんと中にはまれに、髪の毛が抜けてしまうということもありますので、要注意です。
一部の育毛器具は、使うことにより守るべきである頭皮を傷つけてしまう恐れがあるものも多いというのも現実です。
しかし、どれもダメと言う訳ではなく、育毛器具の購入前にはその商品の仕組み、使用感、実際の効果など理解し、知っておくべきです。
気を付けなければ、お金と髪の毛は簡単には返ってきません。
国の公的な医療保険が適用される薬で見た場合、AGAの薬はすべて対象外です。
したがって基本的にはAGA治療は美容整形のように保険適用外となり、料金は全額が自己負担です。
費用の総額は薬の種類や数、治療の方法によって大幅に変わるので参考値を出すのが難しいのですが、もっともお手頃なのはジェネリックの内服薬を処方してもらうことです。
費用面で一番高いのは植毛で、本人の希望次第では百万円以上かかった例もあります。
血行不良は身体を不調にしますが、実は、頭皮にまで悪影響を及ぼします。
頭皮に流れる血流が悪くなってしまうと髪に行きわたるはずの栄養が届かなくなってしまうのです。
結果的に、髪も痩せすぐに抜け落ちてしまう可能性が高く、更に薄毛が酷くなります。
発毛や育毛を考えている人に、まず血行改善が謳われるのはこのためです。
頭皮マッサージや湯船で全身温まることなどで血行が改善されます。
いまのところ男性型脱毛症に有効と判明している成分というと、ミノキシジルとフィナステリドのふたつでしょう。
フィナステリドを含む薬は複数出ていますが、病院で処方されるプロペシアに含まれています。
ミノキシジルは輸入薬のロゲインが有名で、現在は日本でも一般のドラッグストア(薬剤師がいるところ)で誰でも購入できるという良さがありますが、抗男性ホルモン剤の一種であるプロペシアは処方箋なしでは販売してもらえない薬です。
スイッチOTCとして販売される予定もありません。
育毛するなら睡眠不足に気をつけなければならないとよく言われます。
根拠があることですから、日常的に睡眠時間はしっかりと確保する必要があります。
ただ時間を意識するだけでなく、熟睡できるような環境を整えることも大切です。
睡眠時間が足りない状態を続けると内分泌系が乱されて入眠スイッチが働かなくなって睡眠障害になったり、細菌に対する抵抗力も弱まり、痒みや炎症が強く出たり、毛が成長途中で抜けたり(寿命の加速化)、発毛促進する物質の分泌が低下して薄毛の原因になります。
そこまでいくと回復も容易ではありませんから、日頃から自分に最適の睡眠時間を確保するよう努めましょう。
短時間の昼寝は疲労回復に効果的ですが、夜によく眠れなくなるほど寝たり、休日の朝遅くまで寝ているようなことは控えるようにしましょう。