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アンデルセン傑作集ーマッチ売りの少女・人魚姫ー

アンデルセン



雪の降る大晦日の夜、あまりの寒さに少女はマッチをともして暖をとろうとした。すると目の前に不思議な光景が浮かび上がってくるが……。人間の王子を好きになった人魚姫が犠牲にしたものは? 世界中で親から子へと今も親しまれているアンデルセンの物語。その中から『親指姫』『赤い靴』『ある母親の物語』『木の精ドリアーデ』『歯いたおばさん』などヒロインが活躍する15編を厳選。
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絵のない絵本

アンデルセン



わたしは、貧しい絵描き。友達はいないし、窓から見えるのは、灰色の煙突ばかり。ところがある晩のこと、外をながめていたら、お月さまが声をかけてくれた…………。ある時はヨーロッパの人々の喜びと悩みを語り、ある時は空想の翼にのって、インド、中国、アフリカといった異国の珍しい話にまで及ぶ。短い物語の中に温かく優しい感情と明るいユーモアが流れる、まさに宝石箱のような名作。
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