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残穢

小野不由美



この家は、どこか可怪しい。転居したばかりの部屋で、何かが畳を擦る音が聞こえ、背後には気配が……。だから、人が居着かないのか。何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢れ」となり、感染は拡大するというのだがーー山本周五郎賞受賞、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編!
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鬼談百景

小野不由美



学校に建つ男女の生徒を象った銅像。その切り落とされた指先が指し示す先は……(「未来へ」)。真夜中の旧校舎の階段は'増える'。子どもたちはそれを確かめるために集合し……(「増える階段」)。まだあどけない娘は時折食い入るように、何もない宙を見つめ、にっこり笑って「ぶらんこ」と指差す(「お気に入り」)。読むほどに恐怖がいや増すーー虚実相なかばする怪談文芸の頂点を極めた傑作! 初めての百物語怪談本。解説・稲川淳二
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人間椅子

江戸川乱歩



貧しい椅子職人は、世にも醜い容貌のせいで、常に孤独だった。惨めな日々の中で思いつめた男は、納品前の大きな肘掛椅子の中に身を潜める。その椅子は、若く美しい夫人の住む立派な屋敷に運び込まれ……。椅子の皮一枚隔てた、女体の感触に溺れる男の偏執的な愛を描く表題作のほか、乱歩自身が代表作と認める怪奇浪漫文学の名品「押絵と旅する男」など、傑作中の傑作を収録するベストコレクション第1弾! 解説:大槻ケンヂ
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旧怪談

京極夏彦




夜道にうずくまる者
便所に入って二十年
幽霊が狐に相談
礼儀正しい魍魎
幽霊が作った団子
人魂が落ちる
猫になった奥さん
江戸時代に聞き集めた怪しい話、奇妙な話
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