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学食にて。(ゼロ♀忍、鷹蓮で攻視点。学パロ)

「なあ、ゼロ。」

「んー?」

「身長ってどうやったら伸びるもんかな…?」

元気な熱血の代名詞のような彼の顔はいつのなく深刻であった。右手にはしっかりと牛乳パックが握られている。ちなみに彼は3食毎牛乳である。水代わりに牛乳を飲んでいるのでよく友人には腹の具合を心配されるのだが特に悪くなることはなく、今日もぐびぐび飲んでいるのだった。しかし身長を伸ばしたいがために飲んでいるのにさっぱり効果は表れず、悲しいかな、小学校から「前から数えた方が早い」位置にいる。

「おれ、遺伝子的にはもう少しでかくなるはずなんだ…!!」

ぐしゃっと勢いよく握り潰された牛乳パックを横目にゼロは茶を啜った。そして小さくため息をひとつ落としてから鷹之介に向き直った。

「どうしたよ。」

「どうしたもこうしたも!聞いてくれよ!」

興奮した勢いで更にパックが歪む。そんなに強く握ったら中身が出てきそうなものだがそんなこともなく、とりあえず安心してゼロは話の続きを待った。

「この前、蓮と遊びに行ったんだ。」

「ノロケなら聞かねえぞ。」

「弟に間違われたんだ…!!」

「おいこら、聞けよ。…て、弟?」

「…「弟くん?可愛いね。」まで言われたぜ、こんちくしょう…。」

「それは…うわあ…。」

なんだかもう、涙で前が見えないほどしょっぱい話である。確かに蓮と鷹之介は髪の色も似ているし前向きに努力しようとする姿勢や明るい性格など共通点も多い。そして、何より。

「身長差、あるもんなあ…。」

自分と忍はぱっと見ただけでは同じくらいに見える。その実、自分のほうがわずかながらに小さいのだが(忍は気を遣って踵が高い靴を履かないようにしている。)彼らは頭一つ分違うのだ。これが逆ならどんなによかったことかと頭から突っ伏した鷹之介は呻いた。そんな彼にゼロはなんと声をかけたらいいものか皆目見当もつかず、慰めるように肩に手を乗せたのだった。

 

 

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続々私だけが楽しい学パロ(ZEROG)

でばがめ

続私だけが楽しい学パロ(ZEROG)

 


ゼロ♀忍で鷹蓮、盾ヒカ、銀まど、海原兄弟という誰得な学パロ。

ゼロ忍3/MFB ZERO G

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ゼロ忍2/MFB ZERO G

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ゼロ「嫁に来てください。」
忍「寝言は寝て言え。」
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