おがふるで本誌ネタバレ含みます。古市復活後の捏造。しかも途中っていう…←
男鹿はあの日から眠れなくなった。正確には眠ることが怖くなった。
―――古市が心臓を盗られ、瀕死の状態になった、あの日から。
鷹宮列びに王臣を打ち倒し、古市の心臓を取り戻した。ラミアをはじめ、その師であるフォルカスや柱師団などの協力を得て古市はなんら問題無く蘇生した。(蘇生、というのも語弊があるがなんせ瀕死からの復活だ。)その時男鹿はうっすらと開いた蜜色の瞳と視線が交わった瞬間、泣いた。嗚咽も震える肩も隠すことなくただまだ冷たい古市の手を握ってぼろぼろと涙を零した。それからだ。男鹿が眠れなくなったのは。その日は流石に夢も見ずに古市の傍で泥の様に眠った。けれど、古市が男鹿の隣で前と同じく生きて笑ってくれている安堵ともしかしたら失ってしまっていたかもしれない恐怖を自覚した瞬間、心臓が凍りついた。今、古市は生きている。それは事実で現実だ。けれど、もしかしたらの恐怖が未だ男鹿を苦しめていた。それが悪夢という形で表れた。眠っていても古市の心臓がえぐり出される瞬間や血を吐いて倒れる様が鮮明にフラッシュバックする。その度に飛び起きて古市が生きているのを確認した。そうでもしなければ男鹿は精神を落ち着かせることが出来
ぬほどだった。事の詳細は話していないが家族も心配しているだろうに―――得に妹のほのかが―――古市は自宅にほとんど帰らず男鹿の傍に居た。
久々に古市は男鹿と共に登校した。男鹿は古市の傍を離れたがらず、あの日からずっと自主休校していた。いつもながらの笑顔で挨拶する古市に安堵しかけたのもつかの間、顔色がすこぶる悪く目つきもいつもの三割増しに悪い男鹿を見て皆一様に息をのんだ。
目線だけで男鹿はどうしたと問い掛ける前に後ろからきた東条が「おっ、古市退院したのか!よかったな!」と古市の頭を撫でた。
「おかげさまで。あの時はご迷惑おかけしました。」
「気にすんなよ。まずお前が大丈夫そうでよかった。…男鹿、お前の方がやばそうだな。」
東条を殴る気力も無いのだろう、頭を撫でる東条から奪い返すように後ろから抱き寄せ、澱んだ目で睨みつけていた。そんな男鹿の頭をわしゃわしゃと掻き混ぜながら古市は眉尻を下げる。
「寝不足なんですよ、こいつ。」
でもこれマシになった方なんです、と古市が困った様に笑う。最初の頃は夢を見る度に絶望の咆哮と共に飛び起きていた。睡眠時間などほとんど無いに等しい有様で精神的なものか怪我の治りも最も遅かった。身体の傷は癒えたが、未だ心が血を流している。
多分続く
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アニマは心理学における男性のなかの永遠の女性の理想像またはイメージ、アニムスは女性のなかの永遠の男性。つまり片割れとなる異性を示す。タイトル的には理想の半身、みたいな。
男鹿がトラウマで眠れなくなる話。んで男鹿における古市の存在の重さと周囲のおがふるに対する認識(二人の関係性を正しく理解するという意味合いで)みたいなのを書きたかった。
2013-6-30 22:37
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ルードヴィグの過去編
目指す世界の在り方がマルスは光でメディア様は闇を望んでんのかな
ルドさんを媒介、あるいは依代にメディア様がマルスを呼んだのかルドさんの嘆きにマルスが呼応したのか
ミーシャさあああああああああああん!!!!!
見事にソニアは父親似
シャイナさん!
兄さん!!!本編はよ!!!
光牙が闇を宿した経緯
エデンのアングルワークwwwww
なんかもうフェニックス師弟
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マルスVSエデン、光牙
父=ルドさんであってマルスは違うんだね
朝からホラー
流石はアテナとは逆位置の軍神
貴鬼久々!
氷河居た
エデン!!生きてた!!!
あの目からあの瞳はなあ…
まさかの…!
え、あ、よかった、生きてた…
ちょま、メディア様まじ外道!!!!!!!!!!!!!!!!
メディア様出てくる度に言ってるけど!!外道!!!
2013-6-8 20:37