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ヒュぺリオン(病んでるおがふる)

誰かが言った。裏切り者め、と。
裏切り?笑わせるな。裏切るにも何も、最初から俺の選択は決まっているんだ。

かつての敵を背後に侍らせて現れたのは、かつての「仲間」、古市だった。久々の邂逅に――それこそ男鹿にとって永遠と続く地獄のような日々だった――ふざけんな、どこいってやがった、戻ってこいと焦った様に叫ぶ。そんな男鹿に古市はにこりともせずに返事をした。

「戻るのは嫌だ。そこは俺の居場所じゃない。だから、だからさ。」
―――お前がこっちに来いよ。

口々に喚き始める周囲に反して男鹿は静かに古市を見つめた。そして口を開く。誰もが、否定の言葉を紡ぐのだと思っていた。根拠もなく、信じていた。
「いいのか?」
「…は?」
一瞬、何を言っているのか判らなかった。周りを無視して男鹿と古市の会話は続く。
「許してくれるのか?」
「元々男鹿はそんなに悪くないよ。けどやっぱりちょっと反省して欲しかっただけ。反省した?」
「めちゃくちゃしたにきまってんだろ。死ぬかと思ったわ。」
ふふ、と古市が笑った。柔らかく、かつての古市の残念さなど微塵も感じさせず美しく笑う。
「じゃあいいよ。許してあげる。」
両腕を広げて男鹿を誘う。男鹿を引き留める声が方々からあがるが、男鹿は振り返らず、声に反応するそぶりすら見せずにただ真っ直ぐに古市を目指す。するりと確かめる様に頬に触れて、華奢な身体を力一杯抱きしめた。そんな男鹿を古市は宥める様にぽんぽんと頭を撫でた。
「…男鹿!!ふざけるな!坊ちゃまを裏切るなど赦さんぞ!!」
愛刀を握り締め、激昂したヒルダが叫ぶ。その声に古市を抱きしめたまま、ゆっくりと男鹿は首だけを回してヒルダを見た。
「じゃあ逆に聞くけどよ。なんでお前らは俺がお前らを選ぶって思ってたわけ?」

男鹿はいつものいまいち感情が読みにくい顔で問い掛けた。言葉に詰まった神崎や姫川、得体の知らない恐怖に胸を焼かれ呼吸が乱れ始めた邦枝、険しく顔を歪ませるヒルダ。それらを一瞥すると男鹿は喉の奥で嘲笑った。
「選択肢なんざ、俺にははなっから古市だけだ。」



邦枝達と決別したことに罪悪感など一欠けらすら湧いてこないが、自らが親宣言したベル坊に対してだけはなんとも言えない感情が鉛のように腹に居座っていた。それは古市も同じだったようで、そっと男鹿の手を握り、呟く。
―――すまない、と。

あの幼子は理解しているだろう。誰よりも男鹿の近くに居て、意識すら共有したあの幼子なら。他の人間が男鹿のあの行動を理解出来ずに男鹿を、古市を罵ろうとも、だ。その証拠を泣かなかったのだ。つぶらな瞳に涙をいっぱいに溜めようとも、ついぞ零すことをしなかった。聡明な幼子は男鹿が古市を選ぶことも古市が男鹿を選ぶことも知っていた。だから彼らのことを周りのように怒ってもいなければ憎んでもいない。けれどやっぱり悲しくて、涙は滲んだ。泣く権利は自分にはないのだと理解し、意地で涙は零さなかった。それがベル坊が唯一、二人の為に出来ることだった。


――――――――
病んでるおがふる。古市にしか執着しない男鹿となんだかんだ言いながら男鹿に執着する古市。他人が入る隙間なんて1ミクロもないよ!でもベル坊だけは二人にとって子供だったのでちょっと罪悪感。

おがふる前提ヘカ古

「お前は私に勝てない。」
勝ち誇る様にではなく、その硬い表情や声、視線に軽蔑と僅かな哀れみを込めて、ヘカドスは言い捨てた。言われた本人は理解しているだろう。この言葉が何を意味しているかを。周りが口々に喧しく騒いでいるが、男鹿は微動だにしない。背中の赤子のみが気遣うように男鹿を見ていた。

男鹿はヘカドスに勝てない。本契約を交わしたヘカドスだが、力量だけで言えば五分だろう。厳密に言えばヘカドスのほうがほんの少しばかり上だろうがそんな微々たる差など男鹿は意地でひっくり返す。人間とは時に思いもよらぬ力を発揮する。
けれど、勝てないのだ。
勝たなければいけない理由を失ったのだから。その理由は今、ヘカドスのものになった。もう男鹿のものではない。




古市は、もう二度と男鹿の元には戻らない。

・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・
切れた糸はもう結べない。
おがふる前提ヘカ古。男鹿をフってヘカドスを選んだ古市。

おがふる

可哀相に、と男鹿は思う。
暴君のような自分に好かれて、と。
かわいそうに、古市は一生逃げられない。自分が一生逃がす気がないからだ。何処にも行かせないし、誰にもやらない。男鹿は自分が歪んでいるということをちゃんと理解していた。

(「いっそ、歪んでるっつーんだろーな」)

けれども男鹿は知っている。古市とて、自分を選んでいることを。

可愛そうに。


・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・
多分最後の男鹿は昏い瞳で笑ってる。

聖闘士星矢Ω感想。ネタばれと同人観点注意。

43

魚座アモール編

メディア様、なんで光牙に固執してるんだろう

流石石田さん←

ぶっちゃけこういう技って蟹座…は禁句でしょうか

マルス四天王wwwバックス=バッカス(バッコス)=ディオニュソス、ウェルカーヌス=ウェヌス=ヴィーナス、ディアーナ=ディアナ=アルテミス、は解った、けどロムルスだけが元ネタ解らん…

一輝兄さんおらんのは何故だ

モアイwww

うああああああああああああああ気持ち悪い!!!!流石!!!←

ユナの顔wwww

ユナの脚に対する評価は流石だった

闇光牙光臨

 44

アモールVS闇光牙

龍峰倒れ方が女の子…

闇の小宇宙を恐れているのは自我が崩壊するから?

エクスプロージョン!!!

やっぱりこの人シスコンだった

ユナの強さは芯の強さ

聖闘士星矢Ω感想。ネタばれと同人観点注意。

41

時貞VS栄斗、龍峰

ソニア…

ソニアはマルスの連れ子でエデンはメディアとマルスの子、で合ってる?

エデン…ソニアがこうなるってことは覚悟してたのかな

メディア様まじ外道…!

砂から出てきた

龍峰www

相変わらず前髪鉄壁

時貞www

というか私、時貞登場したときは再登場するなんて思ってなくてですね…。でも普通に考えて栄斗の戦う理由の一つなんだから再登場の可能性大だったんですよね、この人。

時貞と芳臣の関係性いまいちよくわからん

アイオロス!!残ってたのかこれ…!

メディア様は何が目的なんだろう。エデンを王にする、だけじゃない気がするんだけど…

Ωのマスクって本当強靱

石田…っ!?

魚座登場。しかし魚座のジンクス(女性的な美しさを持つ)をぶち破ったな

姉弟か…。メディア様が魚座説、あながち間違いじゃあなかったんだなあ

玄武さああああああん!!!!!!

山羊座再び

 

42
イオニア
VS光牙、ユナ

もう山羊座だぜ、一輝兄さん…

アテナ像というより沙織さん

何今の劇画www

じいさん…ヱ…

愛ときたか…

原作設定…

火炙り?

なんだろうこのヤンデレを拗らせたみたいな…

日朝いいんだろうか、この話にGOサイン出して

何この修羅場www

目から出てきたwww

若返り?これ、ずっと若返りを繰り返してきたのかな…ずっと。半不老みたいな?

前半ドン引きしたけどこの人もこの人で若干報われない人だなあ…。

彗星拳きたああああああああああああああ!!!!!!!!

 

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