話題:一人の時間
《魔女の実》
ローゼルを私はそんな風に呼んでいるが、
肥大した種が萼と紅の苞に包まれ、実と云うほどのものではない。
種なしフルーツが主流の昨今、このローゼルには感触の良い種が中心にどっしり収まっている。
ジャムを作るにはその種を抜いて萼と苞だけにしなければならない。
花弁の如き部分をそっと片手で包み込み、もう片方の手はお尻の部分から小道具をグッと突き刺す。
両手を逆方向にクニュクニュ動かしてやると、種はすっぽり抜け落ちる。
と簡単な作業のようでも、種抜きアイテムはある知人筋に作ってもらった特別なお道具。
今回は量が多すぎで大変だったけれど、右掌に水ぶくれを作りながらも種抜き作業完了した。
2014-11-1 22:12
魔女のジャム作り
種さえ抜けば後は簡単。
しっかりと水洗いして、水を切り。
紅の実を両手でクチュクチュ潰してやるの。
手のひらが真っ赤に染まるのを見る度に想像の扉が開かれる。
砂漠の民が染め粉で身体を染めてお洒落をするかの如く。
宝石の女王よりもローゼルの紅色でこの身体を染めてルートを示したいと。
エキゾチックな形状に心惹かれて、うっかり生で食べようものなら。
香りは無いがビタミンとクエン酸の嵐。
魔女の実は奥が深い。
たくさん出来たので、お世話になっている人達にプレゼントさせてもらおう。
この色と味、風味と意味模様、わかって貰えるかしら?
しっかりと水洗いして、水を切り。
紅の実を両手でクチュクチュ潰してやるの。
手のひらが真っ赤に染まるのを見る度に想像の扉が開かれる。
砂漠の民が染め粉で身体を染めてお洒落をするかの如く。
宝石の女王よりもローゼルの紅色でこの身体を染めてルートを示したいと。
エキゾチックな形状に心惹かれて、うっかり生で食べようものなら。
香りは無いがビタミンとクエン酸の嵐。
魔女の実は奥が深い。
たくさん出来たので、お世話になっている人達にプレゼントさせてもらおう。
この色と味、風味と意味模様、わかって貰えるかしら?
甘酸っぱいのはお好き??