話題:フェチ
ツルゲーネフの『はつ恋』読み終えたー。
谷崎の『痴人』、川端の『美女』繋がりで読み始めたロシア文学でした。
えぇ?
ソコからソコに繋がるの?って不思議に感じる方もいらっしゃるかと思いますが。
その道では鉄板なフェティシズム小説なのデシ。
『はつ恋』は、主人公の一人称だけで描かれています。
16歳の一途な少年が見たもの、感じたものだけが語られ、
登場人物の背景、その後の説明は一切省かれ表現されています。
なので、
チャイルディッシュな感性のア・ナ・タ
恋のアンテナをしっかり張り巡らせて前後の空間を読み取ってねー!
2014-9-15 19:29
女心と秋の空
19世紀のロシア貴族が描くこの健気なフェティシズム。
作者自身が最も愛した小説、というこのバロック真珠のような逸品には
こんな有名なセリフがある。
「女の愛を恐れよ。かの幸を、かの毒を恐れよ」
エレガントでノーブルかつコケティッシュな魔力をもつ女に愛され、支配され、破滅してもイイ!とおっしゃる御仁
そんな若い感性の貴方こそ読むべき青春小説です。
愛と性と美の世界に身を投じてください。
私はもっと穏やかな慎ましやかな愛に身を湯種。。。。
作者自身が最も愛した小説、というこのバロック真珠のような逸品には
こんな有名なセリフがある。
「女の愛を恐れよ。かの幸を、かの毒を恐れよ」
エレガントでノーブルかつコケティッシュな魔力をもつ女に愛され、支配され、破滅してもイイ!とおっしゃる御仁
そんな若い感性の貴方こそ読むべき青春小説です。
愛と性と美の世界に身を投じてください。
私はもっと穏やかな慎ましやかな愛に身を湯種。。。。
ブリッジ殿の初恋ってどんなだったんでしょう?
ある種の男性にとって、この小説みたいなはつ恋は最高の理想なのではないかと推察します。
実を結ぶ初恋ってないのかすぃらねぃ。。。。
なるほど。
ほとんどを読者のイメージ力に委ねたよーな小説なんですね。
まぁ小説自体がさまざまなイメージを膨らませる読み物でしょうが昨今は事細かな描写を駆使してすんなりイメージが作りやすい作風が多いですね。
若者の活字離れ、読書離れが危惧されて久しいもんで書き手も読みやすい分かりやすい文面を求められてるんでしょうか。
そーなると『はつ恋』はまさに上級者向けの読み物なんだろうなと推測いたします。