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進撃についてクッッッソ語ってる。リヴァイ廃エレン厨←

21巻…

ツライ。

この一言に尽きるね。

どこを見てもどこを切り取って見てもツライ。

そして最近気付いた。物語を読んでいる一般の人達の大半は、展開をそのまま咀嚼して自分の中で理解して読み進めていけるようだけども、私はキャラ一人一人に感情移入してしまうせいでそのまま真っ向から受け止められない部分がある。まあ、初見別マガで読む時は先ず理解することを念頭に置いてるからきちんと読者目線で読める。け、ど、も、やっぱりどっか感情移入してるんだろうなぁこの展開でこのキャラはこう思うと思うんだ、この表情の意味はこうだと思うんだっていうのをすごく見ちゃうんだなぁ…というかそういうの計算してると思うんだよなぁ先生。だって表情の微妙な変化の書き分けすごいと思うもん。

でもキャラの感情に敏感になるのって腐女子だからってのも大きいのかもしれないいや悪いことじゃないよね。

ただ、もしこの時このキャラがこう思っていたとしてこう動いていたらっていうifを考えるのが好きで、それを形にって思うのはやっぱりこういう人種故なんだろうね。

でもさ、進撃は特にifを考える事が多い。現パロとかもそれの延長だね。
なんでかっていうと、原作がツライからなんだよなぁ…もう、感情移入しきれないくらいツライんだもん。でもそういう容赦ない原作が好きで好きでツラくもある。物語的にすごいと思うんだよ、スーパーマンは存在しなくて、みんなそれぞれ一人の人間っていう感じがすごく濃くて、でも一人のただの人間でいるには世界が残酷でだから人間性を捨てなくてはならない場面もいくつもあって、その度に苦しんでってさ、もう辛過ぎるでしょう。

エレンは希望になろうと足掻いた。だけど思っていたより自分は普通の人間なんだって気付いた。一人じゃ何もできない事を知った。
だけど自分には特別な力がある。この力はどうして自分にあるのか、何をすればいいのか。
今それを冷静に見れるようになったようで成長と言っていいのかな。だけどっ15ていう年齢を考えると可哀想でならない。兵士だという事を考えるのならば人類に心臓を捧げている身としてその姿勢が正解なのかもしれないけど

ミカサはエレンの為に生きていてエレンを守る為に強くなった。ある意味とても強くてとても弱い。ミカサの大部分はエレンが占めているならエレンを守る理由がなくなったらいや、生存してる状態で理由がなくなるっていうのはまず無いとは思うけどもだけど、もしもエレンから離れなくてはならなくなったらそうなったらミカサはどうやって生きていくのかエレンの為に動くミカサは強い。とても強いと思う。だけど、危ういよね。

そしてリヴァイ兵長。
正直この人はいつ潰れてもおかしく無いくらい重荷を背負い過ぎてる気がしてならない。人類最強の英雄。その肩書きを重いとは思ってないとは思う。たぶん、他人からの評価はあまり気にしない人なんだとは思ってた。だけども、先生曰くその兵長本人は人類最強の英雄という事に酔っていたというではないか。幼少期にケニーおじ様に育てられた時、褒めて欲しくて強くなったっていうのも考えると、誰かに認められる事が兵長自身の心の拠り所なのかな、と。人類最強の英雄=人類に認められている。ということになるしね。でも認められることだけを目的としてではないだろうなとは思う。だとしたらあんな粗暴な態度は取らないだろう。でも一つ思う事があって、自分のことを何も知らないのに英雄だなんだと騒ぐ奴は好きじゃないらしいんだよね。だとしたら兵長は誰に認められたいんだ?ケニーおじ様?それとも調査兵団の仲間?いや、認められたいとは思ってない?
そもそも、愛情という愛情をこの人は知らないんじゃないかとも思う。幼少期からの流れの中で、この人が深い愛情を感じた場面て無い気がしてそりゃ、ケニーおじ様が隣にいるっていうのは家族的な愛ではあるとは思う。育ててくれたっていうのはそういう愛情があったからこそ、だと。だからこそ、突然いなくなってしまった事がずっと心に引っかかってたのかなって。言ったら、ケニーおじ様が初めて自分に愛情を与えてくれた人だもんね。荒々しくはあったけども。そして友情も育める人である。ファーランやイザベルはそういう事でしょう。仲間を作る事がうまいというか、それは天性のものかもしれないけど根が優しい人だから周りから寄ってきてくれるんだろうなって。
きっと仲間を大事に思う心は本当に深いんだと思う。でも同時に自分だけが取り残されて周りが居なくなるっていうのが怖いのかなって。
だけどもそもそも友情とかですら他と比べるとかなり薄い経験しかないんじゃないかって思うんだよなぁだってエレン達見ると、幼少の頃から仲良い子がいるじゃない?訓練兵時代だって10代前半でしょ?あーいう姿が普通なんだとしたら兵長は友人と一緒に何かを楽しむっていう事を知らないんじゃないかともね、思うわけですよ。哀しくて愛しいですね。
この人は強過ぎるが故に色んなものを背負い、優し過ぎるが故に捨てる事もできず、たった一人で戦っているのかと思うと辛いですね。でも、そんな中でも新リヴァイ班には心を開いてる。と。だとすれば、彼に愛情を教えてあげるチャンスでは?年の差と経験の差境遇の差によりたぶん友人として対等に並べるのは、今となってはハンジさんだけかとも思うんだけど、きっと部下として仲間として「貴方について行きますよ」って姿勢も愛情なんじゃないかな。だから、だからこそ!!新リヴァイ班はもう誰一人として欠けてはならないんだぞ。

てか話戻るけど、人類最強っていう肩書き自体に酔ってるって意味なのかな?周りから人類最強って評されるのがってより、人類の中で俺が最強だっていう事実に優越感?そっちの方がしっくりくる気もする。
だから人類最強ってだけで羨望して、でも性格云々を知って失望っていう流れにうんざりしてるから表面しか見ないで騒ぐ民衆をうざったく見てたのかなって。エレンのこともそうなんだろうなって思ったんだろうな。
まあエレンは失望ではなかったと思うんだけど。あれは、ゴロツキ時代みたいなもっとキツイ感じを想像してたって事だもんな。序列や型に嵌らない誰の意見も意に介さぬ人だと…まあでも審議所での様子見てればそう思うのも致し方無いというか…
まああれも兵長自身の根元にある性格ではあるんだよね。
たぶん、粗暴で近寄り難いって失望する人はもっとヒーロー的なものを想像してたって事だろうと思うわけさ。エレンは逆じゃないか?ルールに従う真面目な姿勢が意外に思ったわけでしょ。エレン自身が基本序列や型に嵌らない性格だからかな、と思う。そんなエレン自身を「本物の化け物」って兵長は言ってるわけだ。

まあこの二人は立場がとても似てるなって。
そしてお互いをよく理解してるなって。
腐的要素抜きにしたとしてもとてもいいパートナーだと思う。パートナーと言っていいのかわからないけどもね、兵長が強過ぎるから。
だけども兵長にはない力…人類の誰にもなかった能力をエレンは持っているし今その力も使いこなせるようになってきた。
兵長はやっぱり化け物並みに強くて人類にとって無くてはならない存在なんだよ二人とも。
だけど、硬質化で作った兵器を披露して盛り上がった時、エレンの異変にいち早く気付いてハンカチ差し出してくれたのは兵長だったでしょう。
人類の勝利への戦力として見てる壁内の人類と、一人の人間として見てる仲間との差かと思う。
自分がそうであるように、化け物だと言われてる奴は所詮はただの人間で、更にエレンは少年である。と。

だけども最近思うのが、強さや能力でいう化け物は兵長やエレンだけども、精神的なものが化け物じみているのは団長やアルミンではないかと…
喪失への恐怖を捨てたものが化け物であるというのならば団長は間違いないと思いますね。
本心では悲しんでるかもしれないけどそんな素振りを見せない辺りが本物感ある…
兵長も、状況によって非情な決断をすることは出来るし悔いることもない。だけど喪失への恐怖は捨てきれていないんじゃないかな…だって彼は優し過ぎる。部下が死んだら悲しい顔をするしアルミンか団長かどちらを助けるか、その決断の時も団長を助けると言いつつアルミンの事を完全に切り捨てきれていない素振りを見せていたし、兎に角この人は強過ぎるだけで中身がとても人間。
そしてエレン。この子は決断自体に迷いが生じる。非情な決断はできない。感情がどうしても前に出てくる。とっても人間らしい子だなぁと。
その点でいうとアルミンはもしかしたら団長のようになっていくのではないかとも思う。
非情な決断を厭わない…ジャンを助ける為に敵を殺せたのはその一歩を踏み出したからかな…常に冷静に物事を分析できるから何を犠牲にすれば何を得られるのか、よく考えられるのはもう分かってる。自分が巨人化能力を得てこの先どう変わっていってしまうのかとても気になるし、悲しい…だって変わってしまうことは避けられない気がするから。
変わらないでいて欲しかったけども一度死ぬ覚悟をした自分が団長の命と引き換えに生き返って巨人化能力も身に付けたとあったら変わらない方がおかしい…怖いね

さてさて、なんかいっぱい語っちまったけどとりあえず吐き出したいだけでしたので満足。
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