沈澱。

空っぽのまま、埋まらない何かを探すんだけれど、それが最初から無いものなら探し出せるはずもなくて、ただ気付いてしまっただけ。嘘でも本当でもいいから愛して、なんて悲しいヒトにはなりたくないし、嘘を見つけてしまったとしても気付かないふりだって出来る。なのに本当は見つけられないし、信じる事も出来ない。

そのことを、弱さのせいにする狡さ。
深いけれど、こんなに醜くて痛い感情なら知らないままでよかった。

　　( 離れる位なら、死んでくれ。

　　出来ることなら、目の前で。 )


そんな思考が廻る午前３時。どうしたって手に入らないものはあって、どうしたって頑張れないこともあって。自信と余裕の欠如、やりたい事を見失うスピードについて行けない。だけど、失ったものがもう見つからないなんて誰が決めたの。

自分の言う"本当"が分からない。
誰かの言う"本当"も分からない。
嘘さえももう、見つけられない。

他人に溺れる怖さと何かを失う恐怖。それを越えてまでも想える程大切な存在が出来てしまったら、きっともうひとりでははい上がれない。それでも、良いんですか。きっと溶け合ったりは出来ないけれど、それでも。


全部が本当だったら良い。
今僕を取り巻いている全ての事が、きちんと本当で、なにも無くならなければ良い。ちゃんと大事に出来るから。

少し特別だった日が終わって、なにもない今日が来て。世界はきちんと廻っている。まだ置いてけぼりにはなってない、大丈夫だ。少しでも前に進めて振り切れた気がしたから、来年の昨日は手を合わせに行こうと決めた。

それまではきっと変わらず毎日を過ごすのです。今日だって、ごそごそ布団に潜って眠ったら勝手に朝が来て、目が覚めたら煙草を手にとって放り出した携帯を拾って誰かと繋がったりするんだろう。


それで良いんだ。
なにも間違った事なんて無い。

おやすみなさい、また。

地震、随分長くに渡って続いているようです。こんなブログを見ている場合では無いでしょうが、皆さん無事でしょうか。

雨村は大丈夫です。

震源地が神奈川に近づいて来ているらしいですが、死んでたまるか精神で生き延びます。日本の為に世界が動いている。被災地の人の為にたくさんの人が動いて、祈っている。人間ってすごいなと思います。


有り難い事に購読者がそれなりに居るこのブログなので、地震についてのものを。

mblg.tv

読んでおきましょう、きっとためになります。


大丈夫、

昨日、通い慣れていた道を通って中学校の卒業式へ行ってきました。違いと言ったらもう制服を来ていない事と、来賓扱いになる事位。

苦手だった先生が久しぶりに会ってみたらそうでもなかったり、担任だった先生とは前よりもくだけた話し方が出来たり、誰も居ない廊下はやっぱり好きだったり。
卒業したんだなあって事を、2年経った今ようやく実感した。