けんちゃんとのお別れから
かれこれ5ヶ月が経った。
今けんちゃんを目の前にしたら
私はどんな風になるだろう。
きっと嬉しい。
でも、思い出してツラくなるかしら?
それとも笑って話せるだろうか?
時々そんなことを考えてた。
そして、
久しぶりにけんちゃんに会って、
号泣してしまった。
涙の本当の理由は、
今はまだわからない。
一晩たってから考えよう。
自分の感情の分析が出来ないでいる。
これからNさんに会うというのに、
顔はぐしゃぐしゃだ。
車の中で泣き腫らしてやっと落ち着いた頃、
Nさんから着信。
咳払いをして電話に出た。
『もう着いた?』
『ううん、今向かってるところ。』
『オレ、まだ会社にいるから〜
(待ち合わせ場所に)あんまり慌てて行かないでね。
いくらオバさんでも、あんな暗い所でひとりぼっちにするの、心配だから(^^;)』
『どういう意味よ〜( ̄∇ ̄)』
Nさん、
そんなことで電話してくれたの?
もう私、
ちゃんと吹っ切れてるのかな。
今は、
喜びも 不安も
ぜーんぶ、Nさんが包み込んでくれる。
もうすぐ、
Nさんが来る。