どうやら僕は病気にかかっていたようです。登ったときに気持ちいいような壁じゃないと、高くてもしんどいだけなのに。でも、息を切らして駆け抜けた道は、もう振り返らない。目標が定まった今、逃げ道も逃げる気も更々ないんだから。