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「ありがとう」では足りないけれど

キャプテンお疲れ様。

長谷川はホンマにすごいと思う。変態で不器用で口下手で、話を変な方にばっかり持っていくけど(笑)でも、この2年間ずっと近くにおって話を聞いて、一緒に泳いでて、彼の器の大きさにずっと驚かされてる。世の中の男の中にある男らしさを、ギュッとしぼって集めてきた感じ。みんなに心から慕われて、愛されているのが目に見えてわかるのも凄いと思う。試合や練習での指示や注意はほんの一言だけど、長谷川が言ったらすごい影響力があるんだよな。全然、無理に強制するわけでもなく、みんなが素直に従ってた。やっぱりそれは、メンバー全員の心のそこからの信頼感と尊敬を集めている、長谷川の器の大きさが成せる業なんだと思う。最初はちょっと劣等感を感じてたけれど、今では本当に尊敬してます。長谷川だからこそ、出来たんだと思う。こんなまとまりのない僕たちをまとめてくれて、どうもありがとう。

麻理子もホンマにすごいと思う。普段はみんなからひたすらイジられまくって、ネタにされまくってるけど(笑)でも、これまでのことを思い返してみると、麻理子って優しさのかたまりみたいな人やったんやなって思う。純粋で素直で、思ったことがすぐに表情や行動に出るタイプ。そのくせ良い意味でおせっかいで、みんなのことを凄くよく観察して、良い方向に良い方向に持っていこうと必死で頑張ってた。気持ちが上手く伝わらなかったこともあって、すごく辛そうな顔してたのも覚えてる。でも、「最後まで努力の人」って更衣室の前に貼ってあったの、いつも麻理子はやりすぎてるぐらい達成してたよ。本当に自分の泳ぎのことにもクラブのことにも、いつでも一生懸命で、すごく素敵やった。ドMなところも、ちょっとだけツンデレ(笑)なところも、麻理子は世界中の女らしさを集めて、ちょっと雄大に足らない部分の男をプラスした感じやった。…なんか変な感じになったけど、俺が言いたいのは水泳部のみんな、全員が麻理子のこと大好きやったってこと。今まで本当にお疲れ様。どうもありがとう。

クッションも写真も、なんか伝えたい言葉が溢れすぎて変なことばっか書いたと思うから、一回ちゃんと書きたかった。二人とも本当にありがとう。

僕は抱きしめる 君がくれたGIFTを

“左脳に書いた手紙”です。

今日、最後の中央大会が終わって。400FRは長水ベストの5.08.67でした。長水で8秒ベスト、悔いはありません。なんだか、泳ぎ終わったときは「終わった」って気がしなかったけど。最後に後ろ向いて、たぐーがクッション渡してくれて、「そうか、引退か」って思って。みんなでスイパラ行って、ゲーセン行って、帰ってきて、たのっぱが貸してくれたSDのデータを見てた。

楽しかった日常が、こんなにも克明に記録されてるなんて、思いもしなかった。こんな楽しそうな中に、自分もいるなんて思いもしなかった。それがいつの日か、今日から少しずつ過去形で語らなくちゃならなくなるなんて、思いもしなかった。「インタイ」の言葉の意味を、今になってすごく重く感じてる。

最後の公式試合になることは承知してたし、そのために必死に頑張ってきたから、その辺に対する悔いってのはないよ。だけど、それが「インタイ」ってなると、なんかすごく物悲しくなって、切ない気持ちになる。63rdのメンバーで泳げなくなる。それがどういうことなのか、僕はまだ知らないんだと思う。それを感じて、胸が痛くなる。

笑って過ごしても、泣いて過ごしても。どれだけ一生懸命に過ごしても、どれだけ大切に過ごしても、誰にだって平等に時間は流れる。1年の春、全ての始まりから、今のこの瞬間まで、そうやって時間はいつも止まることなく流れてきた。だからこそ、僕たちの思い出があって、こうやって絆でつながれた仲間になれた。だけど、だからこそ、終わりもまた避けられなくて。そう思うと、時間の流れってすごく美しくて、だけど残酷で。

僕らはもう二度と戻ることはできない。あの練習にも、あの試合にも、あのときの会話にも。笑顔にも、涙にも、もう二度と戻れない。

だけど、だけど…。きっと、それを「悲しい」なんて思っちゃいけないんだと思う。だって、全部がここに繋がってたから。あのときの挫折が、あのときのベストが、あのときの悔しさが全部、今に繋がっていたから。無駄なことなんてひとつもないから。…少なくとも僕らは、息を切らしてここまで辿り着いたじゃない。じゃあ、その思い出を「悲しみ」だと感じてしまうのは、あの頃を一生懸命に生きていた僕らに失礼なことなんだと思う。いつだって水泳に対して真摯に向かい合って、全力でここまで駆けて来たんだから、悲しくなんかない。

ゆうだい、まりこ、たのさん、はるな、いたP、なかの、ひろかず、あおし、ひかる、やまうちさん、かんばら、かいのさん、ゆきな、まいさん、なっちゃん、あやぱん、てつと、きくち、けんご。みんなでここまで来れて最高に嬉しい。ありがとう。ずっと忘れない。

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一番きれいな色って何だろう?

明日は中央大会最終日の400FR、僕の最後の公式試合です。

この間の写真を送ってもらって見ていたら、色々と思い出して、知らないうちに目頭が熱くなって。明日頑張ります。それだけです。

君とだから探せたよ、僕の方こそありがとう。

あー!!!明日が最後の全員での練習なんて!!あー!!あーっ!!

両手いっぱいの“ありがとう”

今になって感謝ばっかりが浮かんできます。一週間前、横で泳いでくれた粟生氏。ペースを掴めて5分2秒を出せました。凄く喜んでくれた紘和、たのさん、雄大…。その時にアドバイスくれた、大澤先生。粟生氏は普段の練習から不安になる自分を励ましてくれたし、山内さんもかなり応援してくれた。前日には光が「はよ寝て絶対制限切れよ!」って言ってくれた。帰り際にもたのっぱとかが激励してくれて、山内さんも「がんばろーっ」って言ってくれた。


当日朝、たのさんが「絶対いけるから!」ってすっごいテンションで言ってくれて、ストレッチしながら「水夢」聴いて「Spark!」聴いて「It's my life」聴いて「F・E・A・R」聴いて「スイマーよ!」聴いて「ultra soul」聴いて。バナナ食べて。ウィダー飲んで。絶対いける!いったる!って思って。

レース前は中辻と朱山がアリーナで「頑張ってください!」って言ってくれて、下では雄大が「ほんま頑張ってな!真剣に応援するから!」って言ってくれて。泳いでるときは何が何かわからんくて、ただただ必死やったけど、残り100mぐらいになったときに誰かの「ファイトーッ!」って声がちょっとだけやけど聞こえてきて。そんときにホンマに限界来てたけど、自分の中の何かが「頑張れ!」って言って、もっともっともっともっと必死になって。そこでタイムが落ちてたら切れてなかったから、本当にみんなのおかげなんです。


プールから上がられへんぐらい頑張れたし、たとえ中央切れてなかったとしても悔いはないっていうレースができて良かった。上がった後に大澤先生が「おめでとう!」って言ってくれて、一瞬何のことかわからんかった。全然「中央」っていう自覚なかったし、何もわからんかった。でも、帰ってきたときげんたも中辻も雄大もたのっぱも雪菜もみちもかれんも…。いろんな人がいろんなとこから「おめでとう」って言ってくれて、やっと実感わいて。

ほんとうにみんなのおかげやわ。一緒に泳いだ中野も、すごくいい意味で緊張感を和らげてくれた。ひとりだけで4フリやったらガチガチやったと思う。制限を一緒に切れたら良かったけど、14秒ベストは本当に尊敬します。長距離専門じゃないのに6秒もだして、やっぱり試合すごいと思った。

本当に水泳部でよかった。63期全員、一人も欠けずにここまでこれてよかった。中央までもう少し、頑張ろう!

 

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