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【この願いが】

グラハム夢【この願いが】の後書きです。
劇場版のネタバレも含みますので未見の方は回避願います。

大丈夫だよ、という方のみスクロールしてください。















































8月末。
幕張で行われたSuporter's Gatheringに参加し、そこで劇場版予告を見ました。

初見の映像が多い中、私が目を奪われたのは言うまでもなく、グラハム・エーカーでした。
そこで聞いた言葉

「生きろ少年!生きて未来を掴み取れ!」

その言葉を聞いた瞬間血の気が引きました。


刹那に生きろと強く伝えるグラハム。
じゃあグラハムの未来は?

私の中でグラハムが死んでしまう可能性がうまれました。
これまでも、これからも、いくらでもその可能性はあったのに私はまったくそれを考えていなかった。
何故か彼は大丈夫だと考えていました。


途端に不安になって、それまでとても楽しみにしていた劇場版が怖くなりました。

【この願いは】は、そんな一つの憶測と、それがどうか現実にならないでくれという願いから生まれた作品です。


劇場版を見るにあたって、グラハムのことを思い返してみました。

彼は今まで多くの苦しみを味わってきた。
家族を失い、師を失い、仲間を失い、数えきれないほどの辛酸を嘗めてきた。
一人だけ生き残って、生き恥と言われ、後ろ指差されることも多かったと思います。

それでも彼は刹那から過去のために生きるのではなく、未来のために生きることを教わった。
未来のために生きることを決め、仮面を剥いだ。
だけど彼は過去すら享受し、顔の傷を消すことなく生きた。

もう、充分だと思いました。
精一杯生きてきたと、思いました。

だからどんな結末になっても、受け入れようと思ったのですが…
やっぱりあんな姿を目の当たりにするのは辛かった。

堪え切れなくて、いくら心構えをしても意味がないほどに涙があふれました。


ELSに浸食されているとは言え、脱出もまだ出来るのに、自分の命を守ることはまだ出来たのに、それでも彼は自分の道を突き進んだ。

最後に笑っていたのが、憎らしいほどに、清々しかった。


彼の最期を涙なしで受け入れることは出来ないけど、それでも一つだけ、私は嬉しかったことがありました。

それは、彼が一人で闘っていなかったこと。
仲間と一緒にいて、隊長としてまた闘っていたこと。


仲間の命が消える瞬間、懸命に伸ばした腕が、フラッグファイターであった彼と重なった。

一度失ったものをもう一度傍に置くのは怖いと思います。
だけど、それを恐れず、また仲間を想うグラハムの姿が見れたのは、とても嬉しかった。



心の底から、彼が生きていてよかったと、思いました。

まだ胸のつかえは取れませんが…









グラハム、お疲れ様。




9.18

18日以降のアクセス数がすごい…。

皆さんダブルオーの劇場版を観に行かれたからでしょうか?
管理人も公開初日に見てきました!
まだ見てない方もいるかと思うので内容については触れませんが、きっと見られた方々の中に大きなものを与えたのだろうな、と思いました。

二日続けて舞台挨拶に参加したのですが…二日続けてみるものではありませんね^^;
あまりにも大きな物語に圧倒されてしまいました。

見るかどうか迷っている方は是非!是非!是非劇場で見て下さい!

初旬から中旬にかけて本家の更新が滞っていましたが今日からガンガン更新しますよ!
デコメでも宣言したように突発グラハム強化期間決行します!
終了日は未定だ。未定だと言った!!ww

ダブルオーを見ていない方にはご迷惑な話かもしれませんがこれを機に見て下さるとうれしいです。
ダブルオー万歳!!


…あと何回観に行こうかな。

【トロイメライ】

少し前に完結した「トロイメライ」に関して少し触れようかとおもいます。


「トロイメライ」は今年一番最初に更新した作品で簡潔までに9カ月を費やしました。
今作をつくったきっかけはヒロインが「殺してくれ」とニールに切望するが、ニールは「生きてほしい」と願うシーンがふと浮かんだことがきっかけです。

最初は短編にしようと思ったのですが、長編で構成した方がよりそのシーンに重みを出せると思ったので長編用に構成し直しました。
構成していくうちにヒロインの設定がユニオンであったり、フラッグ大好きになったのは完全に趣味が入りました。笑

でも全編通してお固い感じだったので一話だけでも緩い一面が書けたのはとっても楽しかったです。


今作では特に人の生き死にに関することに触れていきました。
行き死にに関すること、ましてや自分の命を途絶えさせることは軽く口に出来ないと私は思っています。
困窮した状況で言う言葉なら、尚更重みがある。
だけどそれでも、生きていなければ次の望みも生まれてこない。
勿論希望だけでなく、絶望も絶えずやってくるけれど、それでも生きていること自体に意味は必ずある。
そしてその意味が誰かのためになれば、それほど嬉しいことはないと思います。

序盤ではあまり考えていませんでしたが中盤以降はそういうことが記せればいいな、と思い書き上げました。


だけど失敗したな〜、という点がありまして……ヒロインはもの凄くフラッグファイターとして誇りを持っていて仲間思いなのに惚れた腫れたで解決してしまったのは何だが安直というか薄っぺらかったかな〜、と…。

もうひと悶着あってもよかったな、と思ったのですが今回はこれが限界でしたorz
余力があれば書きなおしたいと思います。

失敗その二はヒロインが独房から逃げ出すところ。
いくら電気系統がシャットダウンされ、軍人とはいえ女子が扉を蹴破れるとは思えません。←
だって2ndで沙慈が収容されてた独房のドアの音ってめっちゃ重たかったし!
誰かが様子を見に来た時に脱出…とも思ったのですがこのときソレスタルビーイングが戦闘したのは人革連という設定で「大国の威信」を想定して書いたので…誰も独房の様子なんて見に来ない、と。
となれば蹴破るしかなくなってしまいました。←


因みにタイトルの「トロイメライ」は「夢」という意味がありません。
特に意味はなく、語感で選びました。
長編はわりと語感で決めてるもの多いです。←

あとビリーとは親族関係というのも後付けです。
番外編【again】も後から付け足したものなので本編と噛み合ってない点があります。
最悪ですねすみません。
でも二人とも公私混同しないタイプということで執務中はヒロインが敬語を使ってるということにしておいてください。←


それから今作は冒頭でMS戦がありました。
戦闘シーンは初めてだった上に、ましてやMS。
分かりにくい描写だったかもしれませんが勉強になりました。
今後またこういう機会があったらもっと上手く表現したいです。


最終話でヒロインが何故危険だと分かっていて何故攻め入ったのかの回答でニールが「ソレスタルビーイングだからだ」と答えるシーンがありましたが、あれは書いてる途中でおやっさんが発言してしまい、危うくニールの出番なく、「おやっさんかっけー!!」な展開になるとこでした。笑

気づいてほんと良かった。



今作でははじめて戦士のヒロインを書くことができて、気丈な感じが他ではあまりないキャラだったので楽しかったです。


あまり甘いシーンはありませんが、何か皆さまの心に残れば幸いです。
完結まで時間がかかってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました!!

【秋に輝く宝物】

昨日はドタバタと更新してしまいすみませんでしたorz

しかしなにはともあれ!!
グラハムの生誕をお祝い出来て良かったです^^

グラハムー!!
誕生日おめでとー!!




さて、今回誕生日夢として献上した『秋に輝く宝物』について。


これは以前書いた『君の宇宙に埋もれてく』とはまた違った解釈の作品です。

あちらは『女』としてグラハムを支えるとしたら、という解釈の上で成り立ったもの。

今回は一度彼が失った『仲間』として、です。


夢小説なのですからラブラブしてればいい、とも思ったのですがグラハムにとってオーバーフラッグ隊の皆はとても大切な存在であったと思います。

そんな彼等を失った末がミスター・ブシドーならば、愛する人と同じくらい同士(仲間)も大切だと思ったんです。



なので今回は『仲間』としての立場を取りました。
この先進展があるかはまた別の話しというか、少なくとも現時点ではない、ということで。



少しでも多くの方に愛して頂けたら幸いです。

【I miss you】

森次さんの短編の【I miss you】
突発で思いついたネタでした。
何が起因したのか思い出せないww

本当はもっと甘〜い感じで二人で一つのベッドにでも入ればよかったんですがヒロインをワーカホリックの性格にしてしまったので眠剤で強制シャットダウンという荒療治。


森次さんは長編を始動したいのですがまだ調整してるのでもう暫しお待ちを<(_ _)>

一番需要ある人なので出来れば沢山更新したいのは山々なんですがなんてったってダブルオーが一年半待った劇場版を目前としてるのでいま少しだけダブルオーに力いれたいな〜、と。

ハム以外も書きたいのに毎回ネタがハムしか思いつかないww
ニールも書きたいなう(´・ω・`)
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