〜情報屋ABYSS〜
豊「…………(ズーン)」←部屋の隅っこで体育座り
静「ただいま〜…って何この空気。なんでユタ落ち込んでるの?」
桐「エイプリルフールに恋人君に大嘘ついて傷つけちゃったのよ」
静「へぇ〜ちなみにどんな嘘?」
桐「他に恋人いる子と抱き合って「俺達結婚します」ってユタの恋人君の前で言ったらしいわ」
静「ああ、それはユタが100%悪いね」
桐「それで恋人君泣いて落ち込んじゃって、ユタが慰めても全然聞いてくれないらしくて…自責の念にかられて帰ってきてからずっとああなのよ。正直言って掃除の邪魔なのよね」
静「完全に自業自得だねぇ」
―ガチャッ
一「おいユタ、ちょっとこの屋敷の設計図調べてこ……なんだぁこの空気ぃ」
静「あ、首領。実はかくかくしかじかで―――」
一「そりゃこいつが120%悪いなぁ。さっさと仲直りしてこいよぉ」
静「この落ち込み様じゃ無理じゃない?」
一「チッ…しょうがねぇなぁ。シズ、ユタの代わりにこの仕事やってきてくれぇ
依頼人は得意先の盗賊団からだからな、しっかり調べとけよぉ?」
静「はいはい、ちゃーんと調べてくるよ。首領の為にも…ね?」
一「……あんま余計な事調べんなよシズゥ?」
静「え〜?なんの事〜?」
一「ったく…じゃ、頼んだぞぉ」
―バタンッ
桐「ちょっとシズ、今の何なの?」
静「んー…もう少ししたらわかるよ♪」
桐「?」
静「とりあえず僕は仕事に行くけど…ユタをどうしよっか」
―ガチャッ
利「ユタ…いる?」
静「いるよー落ち込んでるけど。どうしたの?」
利「ユタのポケギアに電話がかかってきてて出ようかどうしようか迷ってたら切れちゃって…」
静「へぇ〜…誰からだったの?」
利「えっと、ヒr「ヒロォォォォ!!!!
ヒロが俺を呼んでいる!悪いお前ら俺はヒロを慰める為にしばらくあっちにいるわ!!うぉぉ待ってろヒロォォォォォォ!!!!」
―ダダダダダダダ…
静「…あの様子なら大丈夫そうだね。ま!恋人はちゃんと大切にしなきゃ駄目だって事だよね!リトも気をつけなよ」
利「?うん」
桐「とりあえずこれで掃除が出来るわ」
――――…
豊だって落ち込む時くらいあるんだよ!という話(笑)←
この後無事にヒロ君と仲直りした豊。よかったね!(*^o^*)
あと一伽にとあるフラグが立ってますが…もう少ししたらわかります(^^)
瑞琴、ヒロ君の名前お借りしました!