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浮気じゃないよスキンシップだよ〈※ちょい薔薇的表現あり〉


〜ゼーレファミリー・アジト〜


薙「あー仕事だりー最近休みもねーし…本当嫌になるわー(ギュー)」


磯「だからってなんで俺に抱きついてんだよ兄貴!?」


薙「だってよー姫と真李は流石に犯罪臭がするし、春日と吉備になんてぜってーやりたくないし…となったら残るのはお前しかいないじゃん?」


磯「Σまさかの消去法!?いやそうじゃなくて俺も兄貴も恋人いるしヤバイから離れ…」


薙「はー…会いたい……」


―スルッ


磯「ひゃっ…!?あ、兄貴…?」


薙「会って、頬にキスしたりこうして抱きしめて触って…」


―サワッ…


磯「やっ…!(ビクッ)待って、やだっ兄貴っやめてっ…」


薙「反応楽しんで、それで…………」


―スパコーン


薙「うぐっ!?」


吉「真っ昼間から何堂々と弟分襲おうとしてんのよあんたは。よしよし、もう大丈夫よ」


磯「うわぁぁぁぁん姐さーん!!(泣)」←吉備に抱きつく


真「パパ…?」


朔「?どうして目を隠すのですか春日?」←二人共春日に手で目隠しされてる


春「いえ、お二人には少し刺激が強そうでしたので…とりあえず、あの馬鹿はあとで説教ですね(黒笑)」












――――…

ストレスが溜まった薙の暴走。磯良は家族や恋人の前だと警戒心0なのでこんな風によく抱きついたり抱きつかれたりします。ちなみに磯良は年上組を兄貴(薙)、姐さん(吉備)、さん付け(春日)で呼んでる(どうでもいい)

もう一度言います…決して浮気じゃないよ!でも苦情は受け付けてます(;・ω・)

自由になった青い鳥


〜ゼーレファミリー・アジト〜


朔「出たいです」


春「駄目です」


朔「…出たいです」


春「駄目です」


朔「出ーたーいーでーすー!!」


春「何度言おうが駄目なものは駄目です。貴方にもしもの事があれば私達部下は旦那様…つまり先代のボスに顔向けできません。わかっていただけますね?」


朔「…春日や皆さんが、私を大切にしてくださっているのはわかります。でももう嫌なんです!ずっとずっとアジトから出られないのは!私はボスなのでしょう?だったら、外の世界を何一つ知らないというのはおかしいです!お父様が残してくれたこのファミリーを守るためにも、見聞を広める必要があるはずです!」


春「………確かに貴方はこのゼーレファミリーのボス。ですが、貴方自身が前に出る必要はございません。そういう場合は全て部下に命令し、貴方はただそれを後ろで眺めているだけでいいのです」


朔「…!?そう、ですか…春日にとって私は、そういう存在だったのですか……」


春「…姫?」


朔「…………(ダッ)」


春「姫っ…」


―スパーン!


春「痛っ…誰ですか、って吉備…?」


吉「……春日、あんた仕事や職務は完璧だけどこういう事に関しては本当に馬鹿よね」


春「なっ…」


吉「いい?あの子はここが大好きなのよ。生まれた時から私達を家族の様に慕って、大切だと思ってる。だからボスとして少しでも責任を果たそうと自分にしかできない事を頑張ってる、学ぼうとしてる。それなのに、ただ後ろから眺めているだけでいいって…あの子はお飾りの人形じゃない、ちゃんと心があるのよ」


春「…!」


吉「大体先代のボスは引き込もってるのは性に合わないって言ってバリバリ外に出てたじゃない。まぁお陰で私達も色々苦労したけど、それほど嫌じゃなかったでしょ?」


春「…しかし、姫にもしもの事があれば」


吉「あらやだ、仮にも姫は先代のボスの娘よ?そんな柔な訳ないじゃない。それに…姫の周りにいるのはこの私達よ。もし姫に手を出そうものなら…髪の毛一本残らせやしねぇよ」


春「…口調が戻ってますよ、吉備」


吉「あら失礼♪」


春「……旦那様が亡くなられて数年、私は姫の安全を第一に考えてきました。しかし守る事だけに固執し過ぎて、私は肝心の姫の気持ちをないがしろにしていたのかもしれません…いつまでも籠に閉じ込めている訳にはいきませんね」


吉「そうよ、あの子はもう15歳の女の子なんだから」


春「…………」








――――…


朔「グズッ…グズッ…」


―コンコン


吉「(ガチャ)姫〜ちょっと話が…あら?」


朔「き、吉備!?な、何か用ですか?(ゴシゴシ)」


吉「ごめんなさいね勝手に入って。でも、泣くなら皆の前で泣きなさいな」


朔「…?」





――――…


朔「…ほ、本当にいいんですか!?」


春「はい、姫の外出を許可します。ただしその際は幹部を一人護衛として同行させ、部下数名も近場に待機させます。これなら仮に敵に襲われても対処できますし、迷子になる心配もないでしょう……先の事は、私の失言でした。これでは本当に、旦那様に顔向けできませんね…大変申し訳ありません」


朔「春日…いいえ、春日はボスとして未熟な私の代わりにこのファミリーの為に動いてくれているのに、私はわがままばかり…謝らなければいけないのは私の方です。本当にごめんなさい……そして、いつもありがとう」


春「…!そのお言葉だけで充分です姫、どうか顔をお上げください」


朔「でも…」


吉「はいはい、そこまでにしましょ。せっかく許可が出たんだから、早く出ないともったいないわよ」


薙「というか姫、そのカッコで出る気?色々目立つぜー?」


吉「大丈夫よ、さっき私が姫に似合う一般的な服を買ってきたから」


薙「行動早っ」


真「…ママ、僕も朔姉とお出かけしたい」


磯「俺も俺も!だからさ、今日は皆で出かけねぇ?」


薙「えーダル…」


吉「あらいいわね、そうしましょうか(ギリギリギリ)」←薙の頬を引っ張る


薙「いででででで!!」


真「パパも、行こう?」


春「…私は」


磯「朔耶も春日さんと行きたいよな?」


朔「はい!行きたいです!」


春「姫…」


朔「春日も私の大切な家族です、お留守番になんかさせませんよ?……さぁ、外に出かけましょう!」












――――…

…という訳で朔耶が外出自由になりましたー!
お、お待たせしてしまって本当に申し訳ありません(土下座)
最初はあのまま朔耶が家出して大騒ぎになる、というのを予定してましたがものすごく長くなりそうだったので変更しました。頭の中で考えながら書いてるのでそういうのは多々あります←
…誰か上手い時間の使い方を教えてください(殴)

何度でも伝えたい〈小咄企画 共演チュウ ※薔薇〉



〜どこかの街のポケセン〜


ヒ「ん……?(朝…?今何時だろ…(モゾッ))」


―ズキッ


ヒ「ったぁ…!!(そ、そういえば昨日豊さんが来て色々されたんだっけ…(汗)豊さんは……)」


豊「スー……スー……」


ヒ「(寝てる……やっぱり寝顔もカッコいいなぁ…)」


豊「スー……スー……」


ヒ「(ちょっと暴走しがちな所もあるけど、背も高いし俺と同じ細そうに見えて意外と筋肉あるし…)」


豊「スー……スー……」


ヒ「(…………)」


―チュッ


ヒ「――――っ////(な、何してるんだろ俺…こんな所見られたら恥ずかしくてもう顔見れない…!は、早く寝よ……)」


豊「いやー大胆だなぁヒロは」


ヒ「Σ!?ゆ、豊さ…わぁっ!?」


―グルンッ←豊に仰向けに体勢を変えられた


豊「おはよう、ヒロ」


ヒ「お、おはようございます…じゃなくて!お、起きてたんですか!?」


豊「おう」


ヒ「い、いつから…?」


豊「ヒロがモゾッて動いた時から」


ヒ「Σ最初から!?」


豊「いきなり抱きついてビックリさせてやろうと思ってたら、まさかヒロから仕掛けてくるなんでなーこりゃ期待に応えないと」


ヒ「応えなくていいです応えなくていいです!!(汗)」


豊「……なぁヒロ、今日が何日か知ってるか?」


ヒ「え…確か、8月31日ですよね?」


豊「そう。実は今日はな…こんな日なんだよ」


ヒ「?」


豊「I Love You(ボソッ)」←ヒロ君の耳元で囁く


ヒ「ひゃっ…!////(ビクッ)」


豊「8文字で3つの単語、そして1つの意味から今日はI Love youの日なんだぜ」


ヒ「そ、そそそそうなんですか…////」


豊「だから…今日一日愛してるって囁きまくるから覚悟しとけよヒロ?(ボソッ)」


ヒ「〜〜〜〜っ!!//////(こ、これ以上言われたらししし心臓が持たない気がする…!!)」


豊「〜vV」












――――…

最初はヒロ君が豊にチューしてそれに欲情した豊がヒロ君をおいしくいただく…といういつものパターンにしようかと思いましたが、今日(8月31日)がI love youの日だと知り急遽変更
まぁヒロ君が大変な事になるのは変わりませんけどね!(←)でも日付が間に合わなくて本当にすみません…なんでもっと早くやらなかったの私!
瑞琴、ヒロ君お借りしました!そしてリクエストありがとうございます!
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