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警察官だって遊びたいんです


〜ユニゾン〜

禾「あーつーいー!もー海行きたい海!みんなで行こうよ!」

魅「いいねー!海は色んなイベントがあるからいいネタ探しになるかも…ふふ、うふふふ…」

凜「魅久ちゃん、笑い方が怪しいの…でも私も行きたい…」

禾「紅君や疾風君は?」

紅「えっと…僕は、ちょっと…」

疾「…俺もパスだな。今の時期だと人混みがすげぇ事になってるだろうし」

禾「えー二人共つまんないなー」

魅「仕方ないわよ禾菜ちゃん、この二人の場合人前で脱げない理由があるんだから…(キラーン)」←獲物(ネタ)を見るような目

紅&疾「「(Σビクッ)」」

紅「か、かか禾菜さんは海に行けたら何をしたいんですか!?」←話題そらし

禾「そうだねーまずは冷たいかき氷食べて、暑いけど香ばしくて甘い焼きトウモロコシ食べて、時々しょっぱい焼きそば食べて口の中を中和させてまたかき氷を今度は別の味で食べて…」

疾「食いもんばっかじゃねぇか」

禾「え、海に行くのって食べる事以外に何があるの?」

疾「海に入って涼をとるんだろ」

郁「あー…盛り上がってる所悪いが、全員同じ日に休暇とるのは難しいと思うぞ?一人二人ならともかく、何人もいないとなったら大変な事になるからな。留守番組の仕事の量的な意味で」

魅「焔さんの探索のため〜とかだったら案外いけるんじゃなΣ痛っ!(バシッ)」←永瑪に叩かれた

永「いけるか馬鹿。あの人もそんな所に行く程今は暇じゃないみたいだしな」

凜「そうなの…?」

永「あぁ、なんでも一週間連続サボって無断外泊して海理さんの堪忍袋の緒が切れたらしい」

全員『(あぁ…)』

魅「でも全員で行きたいですよー永瑪さんも海の家でおいしいもの食べたいでしょ?…あ、でも永瑪さん味オンチだからわからないか…」

永「お前は喧嘩を売ってるのか?……まぁ、でもそうだな。ちゃんとした理由があれば全員で行けなくもないな」

禾「え、本当ですか!?」

永「あぁ、リーダーに言えばな」

郁「賢に?……あ」



賢「海、ですか?いいですね、それ!海は砂浜がありますから、鍛練や走り込みをすればすごくいいトレーニングになるはずです!今度予定を立てて皆さんで行きましょう!」

永「……だそうだ。よかったなお前ら、海に行けるぞ」

全員『すいませんキャンセルで』












――――…

久しぶりの警察組。賢にとって海は遊ぶ所ではなく修行する所です(笑)

そうだ、海にいこう


〜ゼーレファミリー・アジト〜


朔「もうすぐ夏ですね…私、海に行ってみたいです!」


吉「あら、いいわね。じゃあ姫と真李と私用に新しい水着買おうかしら」


薙「え、あんた水着着たら色々マズイんじゃね?」


吉「大丈夫よ、Tシャツとパレオで隠すから」


薙「あぁーなるほどそれなら安心…じゃねーよ!オカマのスリット姿なんか見たくねΣげふっ!!」←吉備に腹パンされた


真「ママ…僕、浮き輪も欲しい…」


磯「姐さん、俺もTシャツ欲しいっス!」


吉「あら、真李はともかく磯良も何か欲しいなんて珍しいわね」


磯「えーっと、その…前は別に平気だったんスけど今はちょっと、人前で肌見せられなくて…(ゴニョゴニョ)」


吉「……(何かを察した)あぁ、そういう事…わかったわ、じゃあ今度みんな一緒に買いに行きましょ」


磯「やったー!真李、俺が超カッコいい浮き輪選んであげるっス!」


真「うん…!」


吉「姫は新しい水着もだけど、日焼け止めも買わないとね。焼けてせっかくの色白の肌が赤くなったら大変だもの」


朔「はい、わかりました!」


薙「おっさんは来ねぇの?」


春「もちろん行きますよ。姫に派手な水着なんて着せたら先代に顔向けできません」


薙「いや買い物もそうだけど海には…」


春「行きます。あいにく水着はないのでこの燕尾服でですが」


薙「おっさん死ぬぞ!?」












――――…

シムちゃん宅でマフィア組の皆さんが楽しそうにお買い物してたのでつい…(^o^)←
春日の水着姿が想像つかないのでそのままで行ってもらいます(だから死ぬって)

SとMとH


〜ゼーレファミリー・アジト〜


吉「あんたってMなの?」


薙「ぶふぉっ!?…え、何いきなり。変な声出ちゃったじゃん」


吉「だってあんたが話す恋人ちゃんとの話がほとんど「殴られたー」って内容ばっかりだから…そう思っても不思議じゃないでしょ?」


薙「いや確かにその通りだけどさぁ…違うからな。俺がよく殴られたりすんのは彼女の照れからくるもので、そういうんじゃないから」


吉「…もしかして殴られる前に照れさせるような事してるんじゃない?抱き付いたりセクハラしたり…」


薙「え、当たり前じゃん(真顔)」


吉「(なんだ、完全に自業自得か…)」


薙「それに俺はどちらかというとSとHだし」


吉「SとH?」


薙「S(スケベ)とH(変態)」


吉「…………」←ものすごい軽蔑した目


薙「んだよその目は。男は皆変態だろ?吉備だって恋人にあんな事やそんな事したいと思ってr…いででででで!!!!」


吉「お前みたいなチャラ男と一緒にすんな(ギリギリギリ)」←薙の頬を引っ張る


薙「ギブギブギブギブ!!(滝汗)」


吉「全く…男だからって一纏めにしないでちょうだい。世の中には色んな人がいるんだから。さっき私が言ったMな男とかね」


薙「あ〜…それなら磯良はMだな」


吉「は?」


薙「この前風呂上がりのあいつ見たんだけど、首から太ももにかけて痕がすっげーの。このまま春日や真李に見つかったらマズイと思って俺慌てて着替えさせたんだぜ?あいつどんな奴と付き合ってんだよ…」


吉「……とりあえず磯良にはしばらく人前で肌を見せないように注意しなきゃ駄目ね」












――――…

私はこの小咄で何を伝えたかったんだろうか…(^o^)
とりあえず、薙のは自業自得だけどM呼ばわりされても仕方ないですね(笑)
磯良のは私の願望です←

浮気じゃないよスキンシップだよ〈※ちょい薔薇的表現あり〉


〜ゼーレファミリー・アジト〜


薙「あー仕事だりー最近休みもねーし…本当嫌になるわー(ギュー)」


磯「だからってなんで俺に抱きついてんだよ兄貴!?」


薙「だってよー姫と真李は流石に犯罪臭がするし、春日と吉備になんてぜってーやりたくないし…となったら残るのはお前しかいないじゃん?」


磯「Σまさかの消去法!?いやそうじゃなくて俺も兄貴も恋人いるしヤバイから離れ…」


薙「はー…会いたい……」


―スルッ


磯「ひゃっ…!?あ、兄貴…?」


薙「会って、頬にキスしたりこうして抱きしめて触って…」


―サワッ…


磯「やっ…!(ビクッ)待って、やだっ兄貴っやめてっ…」


薙「反応楽しんで、それで…………」


―スパコーン


薙「うぐっ!?」


吉「真っ昼間から何堂々と弟分襲おうとしてんのよあんたは。よしよし、もう大丈夫よ」


磯「うわぁぁぁぁん姐さーん!!(泣)」←吉備に抱きつく


真「パパ…?」


朔「?どうして目を隠すのですか春日?」←二人共春日に手で目隠しされてる


春「いえ、お二人には少し刺激が強そうでしたので…とりあえず、あの馬鹿はあとで説教ですね(黒笑)」












――――…

ストレスが溜まった薙の暴走。磯良は家族や恋人の前だと警戒心0なのでこんな風によく抱きついたり抱きつかれたりします。ちなみに磯良は年上組を兄貴(薙)、姐さん(吉備)、さん付け(春日)で呼んでる(どうでもいい)

もう一度言います…決して浮気じゃないよ!でも苦情は受け付けてます(;・ω・)

自由になった青い鳥


〜ゼーレファミリー・アジト〜


朔「出たいです」


春「駄目です」


朔「…出たいです」


春「駄目です」


朔「出ーたーいーでーすー!!」


春「何度言おうが駄目なものは駄目です。貴方にもしもの事があれば私達部下は旦那様…つまり先代のボスに顔向けできません。わかっていただけますね?」


朔「…春日や皆さんが、私を大切にしてくださっているのはわかります。でももう嫌なんです!ずっとずっとアジトから出られないのは!私はボスなのでしょう?だったら、外の世界を何一つ知らないというのはおかしいです!お父様が残してくれたこのファミリーを守るためにも、見聞を広める必要があるはずです!」


春「………確かに貴方はこのゼーレファミリーのボス。ですが、貴方自身が前に出る必要はございません。そういう場合は全て部下に命令し、貴方はただそれを後ろで眺めているだけでいいのです」


朔「…!?そう、ですか…春日にとって私は、そういう存在だったのですか……」


春「…姫?」


朔「…………(ダッ)」


春「姫っ…」


―スパーン!


春「痛っ…誰ですか、って吉備…?」


吉「……春日、あんた仕事や職務は完璧だけどこういう事に関しては本当に馬鹿よね」


春「なっ…」


吉「いい?あの子はここが大好きなのよ。生まれた時から私達を家族の様に慕って、大切だと思ってる。だからボスとして少しでも責任を果たそうと自分にしかできない事を頑張ってる、学ぼうとしてる。それなのに、ただ後ろから眺めているだけでいいって…あの子はお飾りの人形じゃない、ちゃんと心があるのよ」


春「…!」


吉「大体先代のボスは引き込もってるのは性に合わないって言ってバリバリ外に出てたじゃない。まぁお陰で私達も色々苦労したけど、それほど嫌じゃなかったでしょ?」


春「…しかし、姫にもしもの事があれば」


吉「あらやだ、仮にも姫は先代のボスの娘よ?そんな柔な訳ないじゃない。それに…姫の周りにいるのはこの私達よ。もし姫に手を出そうものなら…髪の毛一本残らせやしねぇよ」


春「…口調が戻ってますよ、吉備」


吉「あら失礼♪」


春「……旦那様が亡くなられて数年、私は姫の安全を第一に考えてきました。しかし守る事だけに固執し過ぎて、私は肝心の姫の気持ちをないがしろにしていたのかもしれません…いつまでも籠に閉じ込めている訳にはいきませんね」


吉「そうよ、あの子はもう15歳の女の子なんだから」


春「…………」








――――…


朔「グズッ…グズッ…」


―コンコン


吉「(ガチャ)姫〜ちょっと話が…あら?」


朔「き、吉備!?な、何か用ですか?(ゴシゴシ)」


吉「ごめんなさいね勝手に入って。でも、泣くなら皆の前で泣きなさいな」


朔「…?」





――――…


朔「…ほ、本当にいいんですか!?」


春「はい、姫の外出を許可します。ただしその際は幹部を一人護衛として同行させ、部下数名も近場に待機させます。これなら仮に敵に襲われても対処できますし、迷子になる心配もないでしょう……先の事は、私の失言でした。これでは本当に、旦那様に顔向けできませんね…大変申し訳ありません」


朔「春日…いいえ、春日はボスとして未熟な私の代わりにこのファミリーの為に動いてくれているのに、私はわがままばかり…謝らなければいけないのは私の方です。本当にごめんなさい……そして、いつもありがとう」


春「…!そのお言葉だけで充分です姫、どうか顔をお上げください」


朔「でも…」


吉「はいはい、そこまでにしましょ。せっかく許可が出たんだから、早く出ないともったいないわよ」


薙「というか姫、そのカッコで出る気?色々目立つぜー?」


吉「大丈夫よ、さっき私が姫に似合う一般的な服を買ってきたから」


薙「行動早っ」


真「…ママ、僕も朔姉とお出かけしたい」


磯「俺も俺も!だからさ、今日は皆で出かけねぇ?」


薙「えーダル…」


吉「あらいいわね、そうしましょうか(ギリギリギリ)」←薙の頬を引っ張る


薙「いででででで!!」


真「パパも、行こう?」


春「…私は」


磯「朔耶も春日さんと行きたいよな?」


朔「はい!行きたいです!」


春「姫…」


朔「春日も私の大切な家族です、お留守番になんかさせませんよ?……さぁ、外に出かけましょう!」












――――…

…という訳で朔耶が外出自由になりましたー!
お、お待たせしてしまって本当に申し訳ありません(土下座)
最初はあのまま朔耶が家出して大騒ぎになる、というのを予定してましたがものすごく長くなりそうだったので変更しました。頭の中で考えながら書いてるのでそういうのは多々あります←
…誰か上手い時間の使い方を教えてください(殴)
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