こんにちは(^-^)/
今回は追記で
拍手レス。
遅くなりましてすみません!
いつも有り難く拝読しています。
あ、あと今後拍手レスがある記事については題名の末尾に(+)とつけることにします。
なんか長いかなーと思いまして。
本文は一昨日の話!
あと大学院に入ったいきさつなどを少し。
一昨日は指導教授と話した。
なにを話すかは決まっていないけど、わたしからメールした。なんとなく話した方がいいような気がして。
話も決まっていないのにお時間をとらせるのは迷惑かもしれないけど、なんとなく許してくれそうな、むしろその方が喜んでくれそうな雰囲気のある人だ。わたしの気のせいかもしれないけど。
そういえばこれからどうするの?という彼に、
就職活動をしてみようと思います、と言ってみる。
そっか〜、とプリントや論文やレジュメの山の向こうから声がする。
たぶん教授も整理整頓が苦手な方。
わたしもそうだ。
なんだか少し、雑多な紙の山の向こうに向かって意味のないことを話してみたくなった。
「わたし、漠然と、自分は就職活動ができないんじゃないかなと思ってたんです」
ぶっ、と教授の口から音がする。
真顔を頑張って保ちながら笑いを堪えている雰囲気。
「就職活動できない?そりゃまたどうして」
「いえ、理由はなく、漠然とです。でもなんか、できるような気がしてきました」
「いやいや、そらできるやろ!」
教授はそう言って今度は笑ってくれて、私も、そうですよねって笑った。
ここ数年、私の頭の中や私をとりまく環境はぐちゃぐちゃだった。いや、ぐちゃぐちゃだと私は思っていた。
なんかね、家にある昔使っていた家族共有の壊れたパソコンに似てる気がして。
どう起動すればいいのかもわからない、起動しても何をすればいいのかわからない、大切なものが入っているはずなのに、それまでに複雑な過程があってそこに届かない。あれ、そういえば大切なものってなんだっけ?
そんな風に思って、面倒になって誰も触らなくなったパソコン。
詳しい人が見ればきっと分かるんだろうけど、私にはよく分からない。
面倒くさいし、なんか怖いから触りたくない。
どうすればいいか分からないまま放置してここまで来た。
どうすればいいか分からないから誰にも状況を説明することができなかった。
だって壊れたパソコンのことなんか、現状もこれからどうすべきかもよく分からない。
大丈夫?って聞かれても「大丈夫なんじゃないかな、、、」って言葉を濁すくらいしかできないよ、だって分からないから。
なんとなげやりな気持ち!
自分で書いてて腹が立ってくるくらい笑
だけど、最近は少しずつすっきりしてきた気がする。
先生に"できないような気がしていたんです"って言えたのはその一歩。
恐怖を目を開けて見られるようになれば、それは案外怖くないものだったりもするんだ。
ごちゃごちゃなパソコンの中身を、とりあえずは見れたこと。
笑い飛ばしてくれる大阪弁が心地よかった。
私は実は、教授に誘っていただいたことをきっかけに大学院へ来た。
学部の4回生の頃、他大学から来ていた今の教授の授業をとった。
そのときに、進路はどうするの、と聞かれて、言葉につまってしまった事がきっかけだ。
もしも興味があるなら来てみたらどう?
お会いして1週間くらいの教授にそう仰って頂いて、募集要項等も見せていただいて、最初は首を縦には振れなかった。
全く専門外の分野だったから。
社会人になって「わたし、やっぱり先生の下で学んでみたいと思うんです」と話した。
先生は少し驚いて、そのあと、分かった、と言ってくれた。面倒をみましょう、と。
そのあと、いやいや、受かったらやけどね、って笑ってくれた。
だから、わたしには大学院へ通うような資格はない気がしていたんです。
すごいねーって言ってくれても、いやいや、行き当たりばったりだからって。
全然すごくない。
全然すごくないし全く実力は伴ってないし、と思ってた。
でもいま思えば、教授に「まぁこの学生の指導をしてもいいかなぁ」思っていただけるような"何か"はどこかにあったのかもしれない。
その"何か"なんてちっともないような気がする、でも、それを信じれば少し頑張れるような気もする。
そのあとは論文のことを少し話して教授の部屋を後にした。
廊下に出て時計を見ると、面談の時間はきっかり30分だった。
「まぁあなたなら首尾よくやるでしょう」
「でもなにかあれば連絡してきなさい」
「期待してますよ」
そう励ましてくれた。
"首尾よく"なんてできたことがないし、教授、やっぱり私のこと買いかぶってるよ!!って思ったけど、もしかすると本当はそうなのかな。
そんなに頑なに"自分ができない"ことを信じることはないのかもしれない。
そんなふうに思った面談でした。
ダラダラ長くなってすみません。
しかし、学生から突然変なことを言われた教授の胸中はいかに、ですよね笑
気をつけよう。
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『ゴーゴー幽霊船』