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バカな彼女とウツな彼氏。 二人の毎日。
今日はゆうちゃんの誕生日!
と、いうわけで会って来ました。
いつも通りスーパーで待ち合わせ!
会うなり、
ゆ「なんだか大荷物ね」
って笑われてしまった。
プレゼントをたくさん持ってたので.。
私「お昼何がいい?何でも作るよ!」
ゆ「んんとね、、、、皿うどん!」
私「...なにそれ?」
私が皿うどんっていう食べ物を知らなかったのでいろいろ説明してもらった。
なんかあんかけのパリパリの麺みたいのらしい。
皿うどんのもと、みたいなのを買って、いつも通り二人で帰り道。
いろいろ喋りながら二人で歩く。
そうしていると、ぽたぽた雨が降ってきた。
私「ん?水?あぁ、雨か」
ゆ「家出るときは晴れてたのに...
多分僕が外出したからだよ....
あいつが外にいるから雨降らそ!って...」
私「雨男?」
ゆ「結構ねー」
確かにそうかも。
歩いてる時、ゆうちゃんが道路側を歩くためにひゅっひゅっって動くから、
私「自由自在に動くなあ!」
って言ったら、なにそれーって笑われた。
笑ってくれて嬉しくて調子に乗って、私もまねして動いてみた。
私「自由自在!神出鬼没!臨機応変!」
ゆ「なにそれ!もはや12字熟語やん!」
私「む、四字熟語×3で12か!
なんと、私、計算も早い!」
ゆ「....四字熟語に自画自賛も付け加えるといいね
これで合計16字熟語か」
そのあともなんか適当な話をしながら帰った。
家に帰ってキスをした。
薄暗い部屋、窓の外が妙に明るい。
その後は私が料理してゆうちゃんはパソコン。
私「具材を入れるときは皿を選べ...なぜなら小さすぎるとはみ出すからだ。これぞ!皿うどんの極意!」
私「まずは皿うどんの素と300ccの水を混ぜ合わせる...これぞ!皿うどんの極意!」
他にもいろいろ皿うどんの極意!とか言って遊びながら作ってたら、
ゆ「極意ちっちゃ!なんやその極意!」
ってゆうちゃんが笑ってた。
極意通り皿うどんの素と水を混ぜあわせてたんだけど、なんかおかしい。
とろみが付くはずなのに、混ぜても混ぜてもサラサラのまんま。
おかしいなーって思って作り方を見る。
私「あのさぁ、ゆうちゃん」
ゆ「んー?」
私「これ混ぜてたらとろみがつくと思ってずっと混ぜててん。
けどな、とろみが付くのって炒めるときやねんて。
頑張って混ぜてたのに...」
とたんにニヤニヤしだすゆうちゃん。
ゆ「まちがえちゃったの?
頑張ったのにね、偉かったねー」
そう言ってこっちに来て、ふわっと抱きしめられる。
ゆ「かーわいい」
って、ゆっくりゆっくり頭も撫でてくれた。
ツボがどこにあるのかわからないときがある。
皿うどんが完成して、二人でご飯。
おいしいっていっぱい言ってくれた!
自分でもなかなか満足な出来。
おなかいっぱーい、ってふたりでのんびり。
ゆうちゃんのお腹さすってあげた。
私「へそさわらせて!」
ゆ「えー、やーよ」
私「いつもは触らせてくれるのに!」
ゆ「だーめ、あ、さわってる..これぼくのなのに!」
私「ちがうでしょ」
ゆ「え?」
私「私のでしょ」
ゆ「そうなのー?僕についてるから僕のおへそと思ってた」
私「ちがう!わたしのもの!」
ゆ「えー、じゃぁこれは?」
(私のへそを指さす)
私「これも私の!」
ゆ「なんと世知辛い世の中...」
そのあとはゆうちゃんのへそのごまを探してみたけど、なかった。
そんな風にごろごろしてたら、ゆうちゃんのお腹がなった。
私「まさかゆうちゃんお腹すいたん?」
ゆ「そうだよ、おなか空いたよー!」
ゆうちゃんがふざけてバタバタしながら、「皿うどんおいしかったよー!もっと食べたいよー!」って言うから、
私「皿うどんじゃないけど...」
って買ってきて冷蔵庫に隠しといたケーキを出してあげた。
ちっちゃめのホールのケーキで、ちゃんと上にメッセージ入のチョコも置いてもらった。
ホントは「ゆうちゃんお誕生日おめでとう」って入れてもらおうと思ってたんだけど、なんか恥ずかしくなってやめた。
ゆ「わ!お誕生日ケーキだ!」
ってめっちゃびっくりしたあと、ありがとー、って笑ってくれた。
いっぱい喜んでくれるから恥ずかしくなって、
私「ろうそくあるんだけどさ、火付けたら火災報知機鳴るかな」
ゆ「いや、鳴らないんじゃない?」
っていう現実的な会話をしてからふたりで大騒ぎしながらろうそくつけた。
お誕生日の歌を歌って、ゆうちゃんが火を吹き消す。
全部全部楽しそうにやってくれて、うれしかったなぁ...。
私「誕生日プレゼントあるんだけど」
恥ずかしくなって無表情に切りだす私に、
ゆ「えー、ケーキもくれたのにー?」
ってゆうちゃんが笑ってくれる。
最初に傘、次にリストレスト、マウスパッド、マグカップの順番で渡した。
最初は、え?こんなに?って言ってくれてたんだけど、マグカップを渡す段になると、
ゆ「多いわ!なんて言っていいかうまい言葉が出てこないけど、とりあえず多いわ!」
って突っ込まれた。
でも笑ってくれたので、よし。
ありがとう、ほんとにありがとう!って言ってくれたしね。
そのあと私は皿洗い、ゆうちゃんはプレゼントを写真に撮りまくってた。
皿洗いなんていいよって言ってくれたけど、お誕生日だからね!
ゆ「ね、まきちゃん、見て!」
ってゆうちゃんが言うから振り向くと、そこにはニコニコして座ってるゆうちゃん。
私「なぁにー?」
ゆ「よく見て!」
よく見ると、座っているゆうちゃんの周りには、私があげたものがズラーッと並んでいた。
ゆ「まきちゃんにもらったものに囲まれて、僕めっちゃ幸せ!」
そんな風ににこにこして“幸せ”なんて言うから、皿を洗いながら泣きそうになった。
幸せを感じづらい彼だから、特に。
ゆ「このまま引きこもろうかな!」
それはやめろよ((´^ω^))
ゆ「あとね、これも見て!」
って見せてくれたのはゆうちゃんのかばん。
プレゼントの包装紙に貼ってあったシールとか、全部貼ってた。
ゆ「しばらくこうしてよーっと」
私(シールに書いてある字を読んで)
「Especially for you.....“特にお前に”か」
ゆ「なにその和訳!和訳下手か!」
そのうち皿洗いも終わって、二人でわちゃわちゃ。
私(スヌーピーの隣にいる鳥を見て)
「これなんだっけ?ウッディー・ウッドペッパー?」
ゆ「ウッドストックね、
しかもペッパーじゃなくてペッカーよ
ペッパーじゃコショウでしょ!」
私「ん?じゃあウッディーなんちゃらってなに?」
ゆ「結局言えてないのかよ!
ウッディーはUSJにいる赤い鳥みたいの」
私「そうなんや」
ゆ「ね、そういえばさ、ウッディーの鳴き声知ってる?」
私「えー、知らない」
ゆ「すごい面白いんだよ!
探してみよーっと!」
二人でウッディー・ウッドペッカーの動画を見てみることに。
それがね、めっちゃ面白かった!
ウッディー・ウッドペッカーがパンダと喧嘩する話みたいだったんだけど、パンダがウッディー・ウッドペッカーにいい女っぽい鳥の時限爆弾送ったりウッディーが急にめっちゃ大きくなったり...うまく言えないけど、ゆうちゃんもわたしも大爆笑!
確かにウッディーの鳴き声も面白かった。
動画を見終わったあと、自然にキスした。
ゆ「さっきの時限爆弾、ウッディーがキスした直後に爆発してたね。
まきちゃんも爆発したらどうしよう」
って、キスの合間にゆうちゃんが言う。
笑って、そのまま、セックスをした。
終わったあとは、二人で眠る。
ゆうちゃんより早く起きると、雨の音。
さっき止んだ雨がまた降りだしているみたい。
恋人の腕の中で聞く雨の音が好き。
薄暗い部屋、柔らかな布団。
肌の温度に匂い。
裸のままの脚を、眠る恋人の裸の脚に絡めてみる。
途中から心臓の音が強く聞こえ出した気がしたけど、身体をくっつけすぎててどっちの心臓の音かもわからなかった。
しばらくの間そうしてゆうちゃんの寝息と雨の音を聞いてたんだけど、ゆうちゃんが夕方からバイトだっていう事実に気づいた。
時間見てあげなきゃっていったんベッドから出ようと身を捩ると、眠ったままのゆうちゃんに抱きとめられた。
意外としっかりした腕に捕まえられると、もうバイトの時間なんてどうでも良くなっちゃう。
そのまま またまどろむことにした。
バイトの時間になると、ゆうちゃんは自然と起きた。
ゆ「ああー、なんで起きちゃうんだろ
行きたくないよー」
なんて言いながらスーツのズボンを履くゆうちゃんをベッドの上から見る。
ゆ「ね、まきちゃん、雨降ってる?」
私「どうかなー、さっきは降ってたよ」
窓を開けるゆうちゃん。
ゆ「ひゃー!晴れてるけど霧みたいなのが降ってる!」
そう言って、ゆうちゃん、すごい笑顔。
私「笑顔だねー!」
ゆ「だってまきちゃんがくれた傘させるもん!」
なんかね、それ聞いた時、めっちゃ嬉しかった。
雨の日は憂鬱って言ってたからね。
そんなこんなで家を出て、「明日ね!」って言ってばいばいした。
実は明日も会うんです!
明日は一日いっしょにいる予定!
塾の合間に更新!
ゆうちゃんまだこない...
そして休憩室には一人という寂しさ。
あの、「私だ」って電話かけてくる社員さんを覚えてますか?
まぁかなり傍若無人な上司です。
私を見れば「あ、へんな人だー」って声かけてくるし、
私へのツッコミは常に「キ◯ガイか!」だし、
最近は「おばちゃん!」って呼んでくるし、
いつも「面白い動画見つけた!」ってはしゃいでるし、
カラオケではアニソンしか歌わないし、
生徒には人気抜群だし、
適当だし.....。
そんな社員さんですが、
この度異動することになったんです。
社「お前ともこれでお別れやな!
清々するわ!」
私「えー、絶対寂しくなりますよ
最初は清々しても、多分会いたいなって思うと思うー」←
社「ほんと、なんかそんな気がしてこわいわ」
そんな風に言ってたんですが、
社員さんが異動することをみんなに告げた時、
社員さん、ガバって立ち上がって、
社「どうか、うちの立花をこれからもよろしくお願いします!」
って真面目な顔でゆうちゃんたちに深々とお辞儀をしたんです。
なんかね、そんなのすごく変。
確かに社員さんとは仲良しで、
私は社員さんがいつもパソコンでゲームするのを見てて、
「だいぶ後頭部ヤバイっすね」なんて悪口言って、
「うるせーよ」なんて言われてて、
だけど、だけど、そんな風に言うのはすごく変。
変なんだよね。
だけどね、めっちゃ嬉しかった!
ゆうちゃんもゆうちゃんで、
ゆ「もちろん!」
なんて、にこーって。
ああ、ここにいてよかったな。
こんな人達と知りあえてよかった。
ちなみにその後の社員さん、
社「ものすごく変な奴ですが、どうか...」
とか言ってた。
あんたにいわれたくないわ((´^ω^))
塾から帰りました!
今日もゆうちゃんが送ってくれた!
それで、いつもばいばいする家の前の四つ角で、
私「それじゃあね、おやすみ」
って私が言ったんですね。
そしたらゆうちゃんが、テテテーって感じで小走りに坂を登ってきて、
(うちの家は坂の途中にあります)
私の手をキュってつかんで、
照れたみたいな笑顔で、
「おやーすみ、えへっ」
って上目遣いで.....!
思わず、「うん、おやすみ」って背中を向けたあと、何度も何度も振り返っちゃったよ!
ゆうちゃん、もはやあざとい。
なんなのだっていうくらい可愛い。
明日も塾で、しかも朝から晩まででね、あぁ、しんどいなーって思ってたけど、なんとなくそんなのも吹っ飛んじゃいました。
恐るべし ゆうちゃん(^ω^ )
性 別 | 女性 |
系 統 | 普通系 |
職 業 | 大学院生 |
血液型 | B型 |