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君捧SS「レトロゲーム」おまけ

 120文字程度のSSで連作してみよう企画。

『君に捧げる物語』
「レトロゲーム」おまけ
SIDE:長堀千早


1.
 レトロゲーム展に友人と遊びに来た。
 幼い頃に祖父の家の近所の駄菓子屋に置かれていたのと同じゲームの筐体機を見つけ、懐かしさから思わず頬が緩んだ。
 どのくらい時間が経ったのか、予め崩して持っていた30枚の10円玉が無くなった。


2.
「――チッ、両替してくるか」
 席を立ってキョロキョロと両替機を探していると、ふとワニをハンマーで叩くゲームの方から小さな声が聞こえて来た。
 まるで蜜事中のような、甘い女の声――


3.
 一体声の主はどんな奴なんだろうかと、僅かに湧いた好奇心。
 微かに顔が確認出来るまでに近づいた先にいたのは、見知ったクラスメイトの顔。
「水瀬……?」
 自分と深い関わりのある、霜月蓮の親友。
 予想だにせず聞いてしまったクラスメイトの甘い声に、不覚にも顔が赤くなってくるのが自分でも分かる。


4.
「……見なかったことにしよう」
 そうだ、俺は何も見なかったし聞かなかった。 誰に聞かせるでもなく呟き、両替機を探していたことも、友人達と来ていたことも忘れ、俺はその場を後にした――


*END*

 思わぬ不幸な目撃者、千早。
 明日彼はどんな顔をして教室に行くんでしょうね(*´∀`*)ふふ

君捧SS「レトロゲーム」2

 120文字程度のSSで連作してみよう企画。

『君に捧げる物語』
「レトロゲーム」2
SIDE:パパ


6.
 玄関に買い物袋と鞄を置き、荷物を気にする花白ちゃんを抱き上げて寝室に向かう。
 そっとベッドに下ろし、彼女の顔を囲うように両肘をついて覆い被さる。
「だめ、ちゃんと冷蔵庫に……ふ、ぁ……っ!」
「平気だよ。要冷蔵品は買ってないから。だから、僕に集中して?」


7.
 耳元で囁けば、触れる吐息に花白ちゃんがビクリと身体を震わせる。
 顔中に触れるだけのキスの雨を降らせていると、僕の首に彼女が両腕を絡ませてくる。首に伝わる微かな腕の震えに煽られた僕は、白い首筋に歯を立てた―――


8.
「―――ぃたっ!」
 痛みから上がった小さな悲鳴にすら、僕の心は満たされていく。
 酷いと涙声で責める彼女にごめんねと謝り、赤くなった首筋を今度は労るように舌を這わせていく。
 そうしている内にもう一度噛みつきたい衝動に駆られ、自分にもこんな狂気的な一面があることに気づかされる。


9.
 二人で過ごす日々の中で、僕の新しい一面が生まれたのだろうか。
 日々育つ君への想いの花は、絶えず種子を増やして咲き続ける。
 永久に咲き続ける、その花の名は――


*END*

 最後レトロゲームから逸れましたが、花白の天然っぷりに振り回されるパパを書けたので満足です(*´∀`*)と言うか、二人は天然カポーです。

君捧SS「レトロゲーム」1

 120文字程度のSSで連作してみよう企画。

『君に捧げる物語』
「レトロゲーム」1
SIDE:パパ


1.
 花白ちゃんとの買い物中に通りかかったゲームセンターの一角でレトロゲーム展をしていた。
 僕には懐かしい10円ゲームばかりだっだけれど、花白ちゃんにとってはどれも初めて見る筐体機だったようだ。
 キラキラと目を輝かせてプレイする姿はとても可愛らしいけれど、彼女との年の差を改めて感じて切なくなった。


2.
 ひとしきりレトロゲームを楽しんだ後、数年振りに2人でワニをハンマーで叩くゲームをすることに。
 暫くするとワニのスピードが速くなり、焦りだした花白ちゃんから「やっ! あっ…ぁっ!」と、まるで情事中のような甘い声が零れ出し、僕は急いで花白ちゃんの手を引いてゲームセンターを後にした。


3.
 離れた人気のない通路で手を放し、「まだ途中だったのに〜!」とむくれる彼女の唇に口づける。普段の僕らしからぬ行動に、目を閉じる直前に花白ちゃんが目を丸くしたのが見えた。
 僕を煽った花白ちゃんが悪いんだよ……?


4.
 人気もなく死角にもなっていたから誰にも見られていないと思うけれど、深いキスを終えた花白ちゃんの顔は真っ赤で、誘うように潤んだ瞳で見つめられ僕は途方に暮れる。
 ……しまった、ここから動けない。


5.
 花白ちゃんに顔を下に向けて足元を見ながら歩くように言い、急いで帰路につく。
 いつもなら気にならない横断歩道の赤信号が、今日はやけに長く感じる。
 手を引かれる花白ちゃんが「もう平気だから」と言うけれど、平気じゃないのは僕の方。
 人目を気にすることなく、早く君に触れたい―――


2へ続く

 灰羅は幼い頃、レトロゲームではビデオゲームだとパズルボブルやぷよぷよが好きでした(*´∀`*)直ぐにゲームオーバーになったけど
 他には10円か20円で1プレイできるコインゲームで、タイミングよくボタンを押して落雷やマムシを避けて山頂を目指すと言う登山ゲームが好きでした。クリアしたら景品口から飴ちゃんが(*´∀`*)あれまたやりたい!まだどっかにないんだろうか(´・ω・`;)

3日/自転車でゴーゴー

 いい天気だったので、自転車をかっ飛ばして植物園に行ってきました〜(*´∀`*)コスモスに秋を感じて癒されました
 植物園にはだいたいいつも電車で行っていたので、道中(なんとなく方角は分かるけど)軽く道に迷い、交番で道を聞くことに(´・ω・`;)
 んでも聞いたルートを早速忘れて違う道に行っちゃったんだけど、馴染みのある天の川に出たので川を目印にしてなんとか辿り着けました(*´∀`*)
 で、ここまで来たのだからと、ついでに府民の森まで行くことに。府民の森に自転車を止め、ハイキングコースを利用してほしだ園地にある星のブランコ(吊り橋)まで歩くことに。府民の森には子ども会でバーベキューしに来たり、プラネタリウムを見に来るくらいで、更に向こうのほしだ園地までは行ったことがなかったのです。
 吊り橋までのハイキングコースはハイキングと言うより最早登山の域で、展望デッキに辿り着くまでに心が折れること数回(´;ω;`)往復2時間以上は掛かってる。
 でも、展望デッキからは街が一望でき、馴染みあるひらパーや浄水場なんかもちゃんと見えて、「あぁ、これがご褒美の絶景」とじんわりと達成感を感じました。
 んで、その後は大自然に癒されつつも疲れた身体に鞭打って夕食の買い出しをしつつ、また自宅まで自転車……。クタクタになりましたがいい運動になりました。明日筋肉痛かもだけれども。
 まぁ、たまにはこんな日があってもいいかな(`・ω・´)ゞ
 住んでる市と今日行った隣の市は大阪だけど都会感がなくて好きです(*´∀`*)山に畑と自然豊か!でも繁華街まで電車で30分くらいだし、住むにはいい街だと思う。
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