昔から、ワカメを食べると髪が増えると言われていましたが、海藻類はヨウ素などの栄養素が含まれているので、健康には良いもののダイレクトに育毛や発毛を促すような効果は明らかになっていませんでした。
でも、海藻のネバネバした成分に含まれるフコイダンが髪を作る毛母細胞の活性化に必要なIGF−1の増加を助ける効果がある事が分かりました。
IGF−1(ソマトメジンC)は、大豆製品や唐辛子を食べても生成されることが認められています。
あの有名なナインティナインの岡村隆史さんも薄毛に悩む一人で、現在、AGAと戦っているようです。
お笑い芸人であるからには、おいしいネタにできそうなものですが、月3万円ほどの費用をかけて薄毛対策に乗り出しているそうです。
病院で処方される専門薬を飲んでいるだけらしいのに、誰の目にもわかるくらい髪の毛が増えてきていると噂になっています。
塗るタイプの育毛剤より、飲むタイプの育毛剤の方が目に見える効果を期待できると言われていますが、副作用のリスクも高くなってしまうのです。
内服薬タイプの育毛剤の場合、その副作用としては、頭痛とかめまい、吐き気、胃部不快感など体の異常が考えられます。
また、塗るタイプではなく飲むタイプの育毛剤でも頭皮のかゆみ、炎症等が生じてしまうこともあるんだそうです。
こうした副作用に気づいた場合には、すぐに使用を中止したほうがよいでしょう。
病院での治療を受けつつ、自分でAGAに対処する方法が幾つかあげられます。
ざっくり言うなら患者さん本人による生活パターンの改善です。
育毛効果が高いとされるタンパク質はもちろん、微量元素である亜鉛やミネラルを含んだ食品をバランスよくとることです。
加えて、血行不良をなくすためタバコを控えるか、出来ないのであればニコチン含有量の少ないものに変え、スカルプマッサージをするなど、できることから取り入れていきましょう。
どんな格好で寝ているかも、髪の毛を育てるのに関連性があります。
どんな寝格好をしているかで血液の循環が変わるからです。
血液の流れが安定するために自然と行うのが寝返りなので、寝返りするのが難しくないように低い枕を選ぶようにしてください。
それから体内の臓器などが窮屈に圧迫されぬよう、意識して睡眠中は仰向けになったり、どうしても横向きで寝たいのならば右向きで眠ると良いです。