自分の理不尽極まりない斜めなご機嫌に巻き込まれてしまったOサンに謝罪しつつ、次は私の機嫌が理不尽に損なわない様に祈っていてほしいと言ったら、何処が機嫌を損ねるボーダーラインか検証するから問題ないとか言われました。何やこの人。私に気を遣ってくれてるなら優しい。そうじゃなかったら変人である。


祖母がデップーを観たそうです。観てしまったのか。でも、面白かったそうです。なら良し。


レディ・オア・ノット観ました。以下、あらすじと感想。


大富豪ル・ドマス家に嫁ぐことになったグレースは結婚式の夜に一族伝統のゲームに参加することになる。一族に加わる事を認められるためのゲームとしてかくれんぼが選ばれる。グレースは1人、夜明けまでに逃げ切れば勝ちだと告げられるがル・ドマス家の人々は武器を片手に殺す気でグレースを探し始める。

以前から気になっていて、漸くリリースされた映画です。あらすじが既に面白いし、予告も面白かったので、早速、鑑賞させていただきました。初めて存在を知った時は純粋なホラーかと思ったのですが、ホラーコメディでした。グロもあるのですが、どちらかと言えばコメディの方が強いかもしれないです。コメディ寄りだとしても個人的にはもっとやりたい放題やっても良かったと思います。登場人物は多く、しかし存在が薄いって程でもないのですが、あんまり活躍がないキャラが居るのは勿体ないと思いました。最後のシーンを派手にする為の人達。だから、個人的には超常的な展開は止めてほしかったですね。あくまでも人の中での話で留めてほしかった。後、恋愛面で凄く良かったのですが、最後にはあのような結果となってしまったのは残念です。貫いてほしかった。と言うか、何故、立場が変わったのかが今一、解らないのですが、他の人のレビューではとある人物の死を切っ掛けに心が離れてしまったと確信したからとありましたが、私はてっきり、その死が主人公のせいだと思って許せなくなったと解釈したのですが、兎に角、ちょっと解りにくい。死が2人を別つまで愛し合ってほしかった。離婚ボンバー。妹壱号が凄く悲しそうな鬱映画を観て後の顔をしてました。鬱映画ではないです。ラブ・アゲイン観ろ。先に不満な点を述べさせていただきましたが、総合的には面白い映画です。うっかりキルや突然の出来事の後に口悪くだったり、冷静にだったり呟く主人公が面白いです。そして、白いドレスが戦闘服になるのは最高。チャイルド・プレイのティフ然り。主人公の女優サンの演技が上手い下手が良く判らない私でも凄く良かったのは伝わりました。必死になり過ぎて家畜の様な声を出した時は吃驚した。良い演技。ただ、もう少し面白く出来たのではないかと思ってしまうだけに惜しいと感じました。



(詳録200728)