という程のものでもありませんが(笑)
文庫本を買った時、大概にはしおりが付いておりますね。
私、それを集めるのがちょっとした趣味なのですよ。
しおりも、出版社によって凝ったデザインのものもあれば、アッサリしたものもあり、またサイズや厚さも若干異なるのですね。そういうのを見るのが好きなのですよ。変わった趣味してるね、と友人は言います。
かれこれ小学生の頃くらいから溜めていまして、今も本を買い続けているわけですから、ええ溜まっていく一方なのです。
が、それらをいっぺんに使うほど同時に本を読んでいるわけでもありませんから、普段はしおり専用ケース(と言っても香水の空き箱ですが)にしまっているのですがね。
でもホラ、出番といったら本に挟まれるだけの彼らも、たまには日の光を浴びてもいいんじゃないかしらと思うのですよ。
そこで私、せっかく溜めたのですからここでしおり達を紹介してみようと思い至ったわけです。恐らく私しか楽しめない記事です(笑)
PCでご覧の方(機種によっては携帯の方も)、画像が小さく見え辛かったらごめんなさい。
・朝日/講談社
上が朝日、下が講談社でございます。
朝日は縦12.4cm、横4cm。デザインはとってもシンプルです。
ほどほどの軟らかさなので本を開くときにページに折り目が付きにくいのが有り難いですね。
講談社は縦12.5cm、横4cm。絵本のようなイラストにマザーグースのお話が書いてあります。
可愛らしいのですが、紙がぺらっぺらなので折れ易い上、ページと同化してすぐに挟んでいた部分にたどり着けないのが難点。しおりの端を上に出すタイプの人向けですね。私は出さないので。
・角川
縦12.5cm、横4.5cm。少し硬めなのですぐ目的のページへいけます。
本のジャンルやフェアによってデザインが異なり、見ていて飽きません。
しおりの言葉も上手いです。ミステリー本のしおり、「にんげんがいちばんこわい」ですって(下左端)
私が好きなのは下真ん中の「犯人→」です。本を開いたら右ページの人が"犯人"ですからね(笑)凝ってますよねぇ。
・集英社/二見
上が集英社で、サイズが縦13cm、横4.5cmと少し大きめです。これも色んな絵があって面白いです。朝日と同じで、ほどほどの軟らかさなので本を開くときにページに折り目が付きにくいです。
二見は縦13cm、横4.4cmで、これも少し大きめですが、講談社のようにぺらぺらなので端を上に出す人向けですね。和紙のような質感で触り心地は良いです(笑)
・文春
どうして文春文庫のしおりだけ大量にあるのか自分でも分かりません(笑)
縦12.5cm、横4cm。角川のように丁度良い硬さで、しおりの端を出さずに埋めて使う私は重宝しています。
ヨーロッパの昔話に出てきそうな絵(ちょっと何の絵か分かりません)が裏表にデザインされていて、知っている限りでは何年経ってもこれは変わり映えしません。印刷の濃さにムラがあるくらいでしょうか。いつ買ってもこれだな、そういう物です。
私が持っている中で唯一違うのは、裏に「逆転裁判」の広告があるものだけです(笑)
・光文社
縦13.5cm、横4.5cm。しおりの中では大きめで折れにくい硬さなので、これも使いやすいです。
写真がいいのですよ。下の画像では少し見づらいですが、写真はかの有名なチャップリンなのです。
が、このチャップリンの写真しおりは10年くらい前のもので、今は左下の本を読むチャップリン人形(?)が主です。
これも結構凝ってまして、電車に乗っているものだったりカフェにいるものだったりと色々あります。旅をしている設定なのでしょうか。可愛いのですよ。