黒い猫は黒猫

合法なねずみ講の話を聞きにいってみた。
ネットでは洗脳セミナーと噂の。笑

地元帰った大学の友人がこっち出てきてるというので、急遽渋谷でお茶してきた。
そのとき
｢私今日洗脳セミナー行くんだー｣
っていうネタでひとしきり盛り上がる。
次会ったとき洗脳されてたら縁切るねって。
そこは助けてくれないのね。笑

友｢この前のおっさんの話といい、なんでそんな面白いの引き当てるの｣
私｢面白いことに飢えてるから。最近声かけられたらのこのこついていくようにしてるの｣
友｢ウケる。あぶねぇ。私もやってみようかな｣
私｢なんかあっても私は責任とらねーぞ。私もやばそうなのは断るよ｣
友｢どこで見分けるの？｣
私｢…相手の目？これ一人じゃ太刀打ちできねーなって思ったら｣
友｢抽象的！えー、私も洗脳セミナー並みの面白いことないかなー｣
私｢おっさんといい、洗脳セミナーといい、笑いの神がネタを豊富に提供してくれてるっぽい｣
友｢そっちかー！笑いの神は今サイカの味方なのかー！返して！｣
私｢やだよ！今笑いの神いなくなって洗脳セミナーが笑い事で済まなくなったら困るだろ！｣


で、友達と別れて洗脳セミナー（笑）へ。
いや、面白いから洗脳セミナーっていってるけど、そんなんじゃない。
セミナーっていうより、にーさんの友達でそれやってる人を紹介してもらって、どうやって稼ぐかという話を聞くって感じだけど。
なんにせよ、胡散臭さは半端ないな。
全部話し半分で聞いてるし。

でもどの人も年上だから、その合法なねずみ講に手を出すかどうかは別として、普通に話してて面白い。
普通あんまり金の話とかしないし。

私を誘ったにーちゃんと、最近ちょっと仲良し。
いや、私がフランクになってきただけか。
向こうの下心が見えたからな。

あの人やっぱちょっと面白いにおいがするんだよな。
今日も日時指定してきたくせに遅刻してくるし。
てめえふざけんなよ。
お前の友達という知らんやつらに囲まれた私の身にもなってみろや。

にーちゃん｢どう？ネットで評判見た？超悪いでしょ｣
私｢ネットで洗脳セミナーって書いてあったんで、今日友達に洗脳セミナー行くって言ってきたんですよねー｣
に｢マジ？洗脳された？｣
私｢されてないんじゃないですかね？されてても自分じゃ気付かないでしょ｣
に｢確かに。でもなんかその先入観だけで来ると洗脳セミナーっぽいかもなー｣
私｢でしょ？洗脳されてても友達助けてくれないらしいんで、そこは責任取って洗脳といてくださいね｣

その場合にーちゃんも洗脳されているか、洗脳する側なのである。


いやしかし。
まぁ奴の友達だからなんかみんな20代後半とかの兄さんらなんだけど。
まぁちやほやしてくれんのね。
私が金蔓になる可能性があるからか知らないけども。

こんなとこでちやほやされたって、全然面白くない。
むしろつまらない人間になりそう。
今度飯おごってくれるって言うから、自称金持ちだしただ飯行こうかと思うよね。
だとしても私はやつらの財布にしか興味ないけども。

あー性格悪くなりそう。
もともとひん曲がってんのに。

そういえば今日仲良くなった人が今度うちの店に遊びに来るらしい。
買わないなら来ないでくださいよっつってんのに。
自称金持ちだしなんか買ってもらおう。笑
ていうか職場ばれててまじヤバイやつだったら逃げらんねーな。


そういえばラーメンは中止になってしまった。
その子の弟が受験終わって家族でお疲れ会なんだって。
年明けてから全然会えてないから早く会いたいんだけどなー。
4月からあの子も社会人だし、休み合わなくなるし。

変な奴だ変な奴だと言われ続け、あなたと私が違う人なのだから相手を奇妙だと思うのは当たり前だろう、という境地に達したのは割りと最近。
だから私も変な奴だ変な奴だと友人に対して言うんだ。

理想的な｢常識｣があって。
そこからちょっとでも外れれば変な奴だと言われてしまうのだから、世の中は変人だらけだ。


私が著しく変だと言われる要因は、性別観がマイノリティだからだと思う。
そのくせ一般的な女のように、美容を気にするからひどく矛盾しているように思われる。
まぁどう思われても構わないのだけど。
自分でも言語化できないことは、人に説明できないし。
人の内面の性別はパーセントの問題だと思ってる。


今日は朝からフェイシャルエステしてかなり機嫌のよろしい感じ。
肌汚すぎてコンプレックスだったりするから、綺麗にしてもらえるとかなり嬉しい。

夕方から人に会う約束あるからそれまでどっか美術館行こうかと思ったけど、家でゆっくりしようと決めた。
サロンに化粧道具持っていくのは重いし、その重いのを持ち歩きたくなくて。

夜は塾講時代の同期とラーメン！
充実した日になりそう。