黒い猫は黒猫

てっきり今日ギャラリーのバイトないと思ってたらあったし普通に迷惑かけてしまった死にたい。

シフト連絡メールにシフト表が添付されてくるんだが、メール本文に｢3日しかオープンしない｣と書いてあって。
てっきり1月3日だけオープンなのかと思ったら、今日を含めた3日間がオープンだった…。
どうせ3日だけなら私はシフト入ってないと添付ファイル見てなかった…

あーもうほんとやだ。
｢3日間｣て書けよと思う気持ちもなくはないが、すべての人間が私と同じ文法で話すわけではないことを了解しなければならないし、そもそも添付ファイル確認しなかった私が悪い。

何でこんな些細なことで迷惑かけちゃうんだろう。
吐きそう。

記憶も薄れてきてて。

右耳がはじめてあけたピアス。
彼女にあけてもらったはずなんだけど。

私の脳内再生では彼女は私の左側に座って、びびりながらピアッサーであけてくれてる。

左には2つあいてる。
自分で、確か高2のとき、あまり日を置かないであけたはず。

脳内再生間違ってるんだよな。
でも、彼女がたしかに開けてくれた16ゲージのピアスホールは右にあいてるんだ。


彼女はあんなにびびってたんだから、やっぱりやめようって言ってやれば良かったのに。
私はどうしても彼女にあけてほしくて。
開けたときは本当に幸せで。

はじめてのピアスを彼女にあけさせて、自分は貞節だと思いたかったのか。
やれなかったものの代理か。
全くはた迷惑なガキだ。


いくら7年もまえのこととはいえ、こんなに執着しているのに、脳内再生では全く違う絵が浮かんでくるのだから私の記憶なんて適当なものだな。
私の右に座ってピアッサーを持って震える彼女は思い出せない。
本当は左にあけてもらったのではないかと錯覚するくらいに。

だから右にこれ以上あけたら、どれが彼女にあけてもらったホールかわからなくなりそうで。