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バイト先小咄

今日はシフト入ってなかったけれど、諸業務を残していたのと、明日小論文で受験する生徒がいるので様子見に行きました。


で、生徒が帰ったあと。

室長が婚活サイトのサクラに踊らされているという話。

先輩「いや、あれサクラだろ」
私「見てらんないっすねー」
先「誰かいないのお前のサークルに女の子」
同期「いないっすよ。あんなの紹介したら僕の人徳が疑われます」
先「狩野ちゃんは?女子大っしょ?結婚したいって子いないの?」
私「そんなスケープゴートに出来るようなのいませんよ。室長には勿体ない」
同「もうやっぱ先輩でいいじゃないっすかー。唯一室長のプライベートの連絡先知ってるくせに」
私「見せ付けてくれますね。同性婚認めてくれる国行きましょ」
先「俺そんな趣味ねぇから」
同「来年から社員寮ですよね?そこで男覚えてくるしかないっすよ」
私「マジかよ。室長のために寮に入るとか愛がやばいっす」
先「室長のために寮入って男覚えてくるとか俺健気すぎんだろ。ないわ。引くっしょ」
私「いや、ネタにするんで大丈夫です」

最近ネタが過激になってきてる気がする。
皆つつしみを持って。
今は野郎ばっかだけど、新人は女子ばっかだからな。


帰りがけ、飯を食いに行く野郎三人衆。

先「終わった?」
後輩「終わりました。どこっすか?」
先「ラーメン。狩野ちゃん行く?」
私「あー…。今日はお家にクリームシチューがあるので…」
同「クリームシチュー…(笑)」←何か言いたげ
私「何、文句でも?」
後「いいっすねー」
先「代わりに狩野家行って食ってくれば?」
私「じゃあシチュー代としてラーメン代もらうわ」
後「いや、ピンポーンってして玄関に俺立ってたら変でしょ。いたたまれないですね」
私「ピンポンしても出てこねぇよ」
後「人いないんすか」
私「いや、親父が寝てる」
後「余計つらいっす」
私「ですよね。じゃ、私はここで。お疲れっしたー」
後「え、あれ?狩野さんラーメンこないんすか?」
先「話聞いとけよ」
同「いやだって今クリームシチュー(笑)の話してたじゃん」
先「そうだよ、狩野ちゃんにはクリームシチュー(笑)があっからさ」
私「そんなに連呼しないでください」

なんか辱められた。
クリームシチューの何が悪かったのだろう。

そして後輩の勘違いは、彼がラーメン食ったあとに家でご飯食べるような奴なので、ラーメン来て帰ってシチューだと思い込んでいたのだと思われる。
ごめん、お姉さんそんなに胃袋でかくないんだな。

美容院に行ったのは8ヵ月ぶりとかです

高校の友人と遊んできました。

都内まで展覧会見に行って、地元帰ってきて一緒に美容院に行ってきた。
ほんとは展覧会だけの予定だったけど、友人が髪染めたいっていうから。
私は髪型が気に食わなかったので、利害が一致。


肩につかないくらいまで切って、耳の内側刈り上げてパーマかけてもらいました。
デジタルパーマは初めてかけたんだが、あのデジタル感やばいな。
電極的なものを差し込まれた。
めっちゃメカ。やばい。

仕上がりを友人に見せたら友人が可愛い可愛いとべた褒めしてくれました。
満足!

しかし友人に褒められるのは嬉しいのに、美容師さんに褒められるのはいたたまれなくなるあれは何なのだろう。
友人「めちゃ可愛いじゃん!」
私「やたー!ありがとう!」
美容師「元が良いからですよ」←営業スマイル
私「え、あ、ありがとうございます…」
みたいな。
スミマセン、みたいな。
営業スマイルとか営業的なお世辞とかどう対応していいか分からない。つらい。

もう少し刈り上げようかと思ったけど、寒いのでやめました。
なんか、仕上がりが大発見リリースしたときの林檎さんっぽい。

友人はピンク系の茶色にしてました。
ピンク系がいいと私にガン推しされて、美容師と相談してピンクにしてた。
でも色がはっきり出るのは明日かららしく、今日はあんまりわからなかった。
近いうちにまた会わねば。



美容院は初めて行くとこで、友人の紹介で行ってきたのだけど。
美容師が男ばっかでびびった。
美容院て女の人多いイメージだったから。

私「スタッフ男ばっかだな…」
友「なんか怖くない?」
私「何が?」
友「舌打ちとかされそうじゃん」
私「落ち着け、むこうも仕事だから。大丈夫だから」
確かにそんなイメージの兄さんらだったけど。


私の担当してくれた美容師の兄さんが超チャラっぽい身のこなしで、すげー笑いそうになった。
やたらフレンドリーで、とりあえず私も合わせてちゃらちゃらへらへら喋ったけど。
(そういう人と喋るときは何故かつられてちゃらっとした喋り方になってしまう。何故だろう)

しかし、一番盛り上がった話題は
「富樫仕事しろ」
でした。


美容師「ワンピースとか読んでる?」
私「や、漫画はそれなりに読むほうなんですけど、ワンピースは読んでないんですよねー」
美「あ、漫画読むほうなんだ。意外。何読むの?」
私「や、最近はあんまり…あ、でもデスノくらいまではジャンプ系よく読んでましたよ」
美「あ、ほんと?ハンターハンター再開したんだよー」
私「らしいっすねー」
美「ワンピースと同じくらい連載しててその1/3しかコミック出てないっておかしいよな」
私「富樫は完全仕事なめてますよね」
美「ほんとだよ。富樫仕事しろよ」

そのあとも

美「塾講なんだ。何教えてんの?」
私「国語ばっかりですね」
美「英語は?俺英語喋れるようになりたいんだよねー。絶対英語は必要だと思うんだ、ほんとに」
私「私もできるようになりたいんですけどねー」
美「いやね、ネットのゲームしててさ、マイク繋いで知らない人と会話とか出来るんだけど。あれで英語とかで喋られてもわかんないんだよね」
私「…オンラインゲームですか?」
美「あ、そうそう。向こうもだんだん丁寧な英語喋ってくれてさー。でもわかんねぇの」

とか

美「ゲームやるの?」
私「やりこんだのはどう森くらいですかね」
美「あー。俺やったことないや。バイオハザードとかは?」
私「あ、この前友達の家で夜通しやってました」
美「マジで!?何やったの?」
私「えーと…クロニクル?みたいな。ガンゲーのやつ」
美「あ、Wiiのやつか!俺それやってないんだよねー。普通のは?」
私「普通のは操作がうまくいかないんで横で見てます」
美「あぁ、あれ右押しても右向くだけだもんねー」


あの兄さんチャラっぽい見た目してるけど絶対ぬるオタだろ…。
髪型とかピアスとかの話してるときより、漫画とかゲームの話で目が輝いてた。
すげー見た目チャラいのに。
なにそれ面白い私はどうしたらよかったのギャップ萌とか言えばよかったの。

漫画の話とか探り探りするくせに、私が「オンラインゲーム」みたいな一般女子が知らなさそうな単語を言うとうれしそうに食い付いてきていた。
大丈夫だよ意外とオタク差別されたりしねぇよ。
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