朝、急に今日会う予定の友人から電話がかかってくる。
その電話で起こされる私。
寝起きで完全に寝呆けながらも出る。
私「もしもーし」
友「サイカ?」
私「んー?」
友「サイカー?」
私「なにー?…
………え、ちょっと待って、今何時!?」←覚醒
友「あっはははは」←爆笑
私「え?え!?」
友「10時過ぎだよ」←待ち合わせ時間
私「10時!?え、ちょ、ごめん今起きました!すいません!!」
びっくりしました。
どんなに謝っても友人はひたすら笑ってるだけでした。
なんという。
しかし、こんな寝坊のしかた初めてです。
結局11時に着きました。
申し訳なさすぎる。
まぁ、友人は色々店とか見て回って暇つぶしをしていたらしいですが。
友人いわく
「サイカが寝坊するとか珍しすぎて、一瞬私が日にち間違ってるのかと思った」
申し訳ない。
そんで、毒を吐いてきました。
人間ならばもっと理性的に行動するべきだと主張したら、人間関係を理詰めで考えるなと怒られました。
彼女に言わせると私の考えは違うらしい。
言ってることはわからなくもないが、それじゃ生きていけないと。
私「ひとつの結論に達したんだけど、私の理想はレオナルド・ダ・ヴィンチなんだよ」
友「またお前はぶっ飛んだことを……」
極端すぎるといわれたけど、感情論なんて知らないよ。
そういったものは無意味で無価値で時間の無駄としか思えない私とは関係のない次元だと痛感。
そして、我が儘をして図書館にも付き合ってもらいました。
レッシングの『ラオコオン』がようやく借りれて満足です。
レポート書かなきゃー。
友人は保育科の子なのでずっとちびっこに混ざって絵本の前にいました。
なんだその謎な光景は。
図書館って地味に楽しいです。笑
で、友人と別れてバイト行きました。
授業のあとに先輩と控え室で大いに盛り上がってしまいました。
なんか、語学系の勉強してるからか、先輩が来年にイタリアとスペインに行くらしい。
超羨ましい。
「サイカちゃん、美術やってるんでしょ?オススメの美術館とか教えてよー。スペインってピカソとかダリだよね。ピカソの《ゲルニカ》は絶対見たいんだー」
って言われても、《ゲルニカ》の魅力がわからない私はそうですねぇとしか言えませんでした。←
ダリは魅力的だと思うけど。
私はそれよりもスペインならゴヤの《我が子を食らうサトゥルヌス》が見たい。
しかしその図版を友人らに見せると大体が拒絶反応なのでオススメは出来ませんでした。
でも、拒絶反応されるものにこそ素晴らしいものがあると思うんだ。
「ヴィーナスの絵があるなんとかって美術館行くんだ」
って言うから
「ウフィツィですか?」
と聞いたら、詳しいねーと感心されてしまった。
残念なくらい詳しくはないです…。恥ずかしい。
しかしそんなことで盛り上がってたら帰りが予定より遅くなり
夕飯を作ってた母親に怒られました。
ていうか、この記事長すぎる。
すみません。ありがとうございます。