昨日の午前、アマゾンで注文していた掃除機が届いた。一万二千円もしたが、汚くて病気になるよりましだ。実家には掃除機があるが、他人が稼いで買った掃除機は使いたくなかったので、気軽に掃除できるよう買った。これで文句つけられることもない。思えば、電子レンジもこたつも冷蔵庫も掃除機も、自分で稼いで買った。ここ一年でこの四つは揃えた。自室に全て置いてある。こうして少しずつ自立する。

他人に馬鹿にされてきたが、結局みんな俺がどれだけ苦労してきたかなどということは、わからない。他人に馬鹿にされたり邪魔をされたりして、もう何年も日常生活を営むことさえままならなかった。

市の支援事業で一緒になった若者に馬鹿にされ、笑われてきた。ふと思い出す。あの人たちはいったい何をしているのだろう。発達障害か何かでみんな引きこもりだったり低収入で障害者年金を貰いながら生活しているようだった。俺はもちろんもらっていない。自立支援医療は受けたが。金はもらわずしかし障害で社会に出られない俺をあいつらは笑って馬鹿にしてきた。一人暮らしすればいいのにとも言われた。自分でもどうすればいいかわからなくて、でも人にも頼れない人に向かって、一人暮らしすればいいのになんて。馬鹿みたい。今となれば悔しかったが、当時はなんなんだろうこの人たちはと思った。これまで自分が接したことのない人々に出会って、カルチャーショックであった。あれが底辺の人の言うことなんだろうなと今は思う。市の担当者も馬鹿みたいというか馬鹿だったから、俺に対抗して、お前よりは収入はあると言ってきたり、拳をつくって殴りかかろうとしてきた。ほら、化けの皮がはがれただろ。口だけの薄っぺらな情などいらないのだ。俺が欲しいのは、いつも本物だけ。愛情だけが欲しい。その他なんていらない。


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