Nさんとホテルに行ったのは3回目。

やっと…(笑)


あまりその気がないのかと思いきや、
そういう状況になれば
そこら辺の若い男子に全然負けていない。

なんかよくわかんないな〜。


もしかして、無理してる?





横になって話をしながら、
私はNさんの顔を撫でていた。


頑張り過ぎたのと、
長い距離運転してたので疲れたのか、

Nさんは私の方に顔を傾けて
スースー寝息をたて始めた。

彼の寝顔を見るの、初めてだな…


おじさんなのに、
少年みたいにあどけない、

その寝顔をジーッと見てたら、



けんちゃんの寝顔を思い出した。



こんな所で、
けんちゃんを思い出したりして…

そんな自分を歯がゆく思ったら
涙が出てきた。





不意にNさんが、こちらに寝返りを打って

『気持ちよくて寝ちゃってたよ(^^)
○×%☆※@……』

寝ぼけてるのか、目を閉じたままニコニコしてる。


『いいよ、もっと寝てて。』



頭を撫でていたら、また眠ってしまった、





良かった。
顔を見られなくて…





今日は、
けんちゃんの誕生日。



ぷくぷく、

ブレちゃダメだ。