『あなた』という、やすらぎに包まれて

Ｎさんと会社帰りに会う時に、
いつも待ち合わせる場所。


わりと穴場的な場所なんだけど、

最近他の車がたまに来る。



先日も
車内でお喋りしてたら
こちら向きで止めた車が１台。



後でわかったけど　パトカーだった。





『行っちゃった。

職質されるかと思ったわね(^◇^;)』



『ぷくぷくさん、
さっきパトカーの方に顔向けた？』


『うん、チラッと見たけど…
えっ？　なんかヤバい？(;ﾟдﾟ)』



『だから職質免除なんだ(￣∇￣)』



『へ？(゜◇゜)　どういうこと？』



『若いカップルだったら職質されてたんだろうけど、
そんな若くないし、いっか〜…
ってお巡りさんも判断したんじゃない？
(￣∇￣)』





『は？
どういうことよ〜！(^◇^;)』





お巡りさん！



この失礼なオジさんに職質してくださいよ
(￣0￣)

舞台のチケットが当たったの。

Ｎさんと一緒に行きます(*^^*)


来年の２月だからまだまだ先だけど…





『オレ、もう何年もコンサートとかそういうの行ったことないんだけど、
４ヶ月も前からチケット取るんだね(^^;)』



『そうだよ〜！

でも、４ヶ月後にもう口も聞かなくなってたりしてね(￣∇￣)』




『隣の席なのに別々に行くとか？(^◇^;)

でも、それはないな。』




『じゃ、
取りあえず〜４ヶ月は仲良くしてようね(*^^*)』




『はいはい！

何か食わしておけば機嫌悪くならないだろ？

甘いものとか…(￣∇￣)』





大丈夫。

ちょっとぐらいお腹空いても、
Ｎさんがそばにいてくれたら…



そこそこ機嫌はいいはずだから。





４ヶ月後の話をしたけれど、Ｎさん。



私たち、

付き合い始めてから
そろそろ４ヶ月なの、知ってた？

先日娘のことを書いたら、
拍手たくさん頂きました。

ありがとうございます(*^^*)




なんか、美談みたくなっちゃったけど

あのバカ娘ってば

数社決まってた就職内定を
蹴ってたんです(￣∇￣)



ホゲ〜…ってなりましたよ。


で、どうすんの？　　って聞いたら、


就活してくうちに、
ちょっと違うなぁ…って思ったとか、

海外に行きたいとか。



まぁありがちな理由ですけど、

実は私の想定内です。

きっと、そんな素直に就職するはずはない。
そう思ってたから。



ま、
貴女の人生。
貴女らしく生きればいいよ。





そして、
昨夜　母の病気の話を娘にしました。


黙ってようと思ったけど、
私が娘の立場なら　何で知らせてくれなかったの？
ってなっちゃうだろうから。





話すうちに、
涙が止まらなくなって。


娘も一緒に泣いちゃうんじゃないかと思ったら、


一喝されました。






『治るんだから、泣いてちゃダメ！』





小さい頃、
極度の人見知りで
私のそばから片時も離れなかった娘。

いっつも泣いてたくせに…



今じゃ
海の向こうを飛び回ったり、

自分で何でも決めて…



だから、
たまに私にかける迷惑もハンパじゃないんだけど（笑）





強くなったね。

昨夜会ったのに、
今夜もまた会ってしまった。



『お客さんから、梨をもらったんだけど…
食べる？』



断る理由がない(￣∇￣)

今夜は梨がキューピッドだね。



今度のシフトが決まったので、
お互いのシフト表を広げて休みの確認。

Ｎさんは、休みが合う日にマルをつけてる。



『今度は、どこに遊びに行こうか。』



『11月になったら、そろそろ紅葉する所もあるし〜…　　見に行こうよ！』


『あっ、いいね〜(*^^*)』



明日は二人とも休みだけれど、
Ｎさんは、お嬢さんと　その彼との約束があって会えない。


そして今週末は
私が連休取って東京に行くため
デートはお預け。






今夜も、もうちょっとで帰れなくなるとこだった。

Ｎさんは離してくれないし、
私はなかなか離れないし。





もし、

帰る場所が同じだったら…



そんな　都合のよい妄想をしてみたりする。



きっと、毎日楽しいだろうなぁ。
いつも笑っていられて…


二人とも食べることが好きだから、
太っちゃうな。



お風呂は恥ずかしいから
一緒には入らないよ。





寝る時は
ギュッと……




ううん、


ないな。




でも、

妄想はタダだから。

『Ｎさん！

10分だけ、時間ちょうだい！』


帰りの時間が同じくらいになったので、
いつも待ち合わせてる場所で待ってた。


彼は今朝早出だったのに残業になっちゃって、
会社を締めてから帰ることになったとかで…


10数時間仕事してたことになる。

お疲れなのに
私ってば無理を言ってしまった。


Ｎさんは快く　
『いいよ！』って会ってくれた。



『ごめんね…
10分したら帰るから！』


『そんなに帰りたかったら帰れよ(￣∇￣)笑』


『もぉ〜！　(^◇^;)』



『うそうそ(^^)　　第一目標10時ね！』



第一目標って…

じゃあ、第二目標もあるの？





結局１時間以上お喋りした。

今日あったこと、
今度はどこのうどん屋さんに行くとか、

そして、母の病気のこと。





『そっか…よかったね。』



『うん、　　ありがと。


やだ。
もうこんな時間になっちゃった！
10分のつもりだったのに〜(^^;)』




その後も、
何度もハグして離してもえないから、
なかなか帰れない。




『お疲れのところ、ごめんね。』


『いいんだよ！

昼間空き時間あったから、実は昼寝したんだ(^^;)』



昼寝なんてしてないと思うけど…



嘘が下手ね…　Ｎさん。