先日、ウェブの先生を訪ねて学校へ行っていました。

今は進級制作、卒業制作の期間でみんなバタバタとしていた。見かけない顔の子たちはきっと一年生だ。

「二階堂さん、ちょっと待っててね。」と言われて、大人しく先生と一年生のディスカッションに耳をすませてた。すごくワクワクする。進級制作を思い出す。私の一番の思い出。

ウェブの先生「この子は卒業生の二階堂さん。」

私「こんにちは!」

一年生「こんにちは。」

ウェブの先生「二階堂さんの進級制作凄かったんやで。」

私「その話ばっかりする(笑)」

一年生「そうなんですか!?見たいです!」

私「学校に置いてたら掃除のおばさんに捨てられてたんですよ〜」

ウェブの先生、一年生「え?!!」

私「だからもうないんです(笑)」

ウェブの先生「勿体ない...。」

私も最初はそう思ったし、すごく悲しくて腹が立った。なんでもかんでも捨てるな!確認しろよ!って。
でも、あの時はちょうど卒業制作の期間で、私の気持ちはずっと進級制作に囚われてた。身動きが取れないでいた。だから前に進め!と言われた気がして気持ちが軽くなった。

今振り返ると捨てられて良かったのかも...とさえ思う。

私「卒業制作より進級制作の方が自由に出来て楽しいですよ!楽しんでください!」

一年生「楽しむ...??」

今はまだ生み出すことに苦しんでいるけど、そのうち見えてくるから。進めていくと楽しくなってくるから、ね!

ウェブの先生「二階堂さんはほんと自由な人やから(笑)」

一年生「???」

私「あはっ。」


いつまでも自由気ままでいたいです。
いつまでもそうではいられないです。



話題:学校





手品 / 吉澤嘉代子