NG集レポ(というよりメモに近い?)

注意
30日の夜の部レポ
時系列ちょっとずれている。
平田ファン、声優ファン故かたよりあり。
チャップリンに関しては初心者です。

NG集は大野監督(下手側)、羽佐間さん、野沢さん、平田さん(上手側、舞台奥より)でした!
まさか、このメンバーでのトークが聴けるとは、びっくりです。
大野さんの解説がとてもわかりやすかったです。

野沢さんをマコさんって平田さんが呼んでいて、そう呼ぶのはもう少し年代が上の方々だと思っていたのでなんとなく新鮮でした。

世界でも初公開のNG、メイキングで壇上でも食い入るように(特に男性陣二人が)して観ていた印象を受けました。

「チャップリンが確認してボツにしたんだから、チャップリンの次に(私たちが)見たってことだよ!」と平田さん。
本当に貴重な機会だと思います。

そのチャップリンを、いきなり羽佐間さんがあてだしたんです。
よくそんなにすらすら出てくるなぁと。
そんな羽佐間さんの吹き替えにやや呆れ顔な野沢さん。
平田さんの顔を見て、お二人でうなずいていました。
「家でも音消して、CMとか、あててるんだろうね」
野沢さんと、平田さんお二人で苦笑い。

ダジャレを言う羽佐間さん、拍手で嬉しくなったようです。
「拍手すんなよ!」「拍手しなくてもいいからね」と平田さん、野沢さんそれぞれ念押し。でも拍手があって「コラッ!」って平田さんがwww

平田さん好きな街の灯(もう一つはサーカスだそう)の未公開版。
オープニングのカメラワーク(引きとかアップとかで)群衆がどう映ってたかなど違いを平田さんが言っていて、もし街の灯観るときがあったら注目したくなりました。
側溝にはまった木片がなかなか下へ抜けない。
わかりやすく、もだもだ感が面白かった!
周りの反応の変化も楽しくて、スルーしたり集まったり。店の店員さんがショーウインドウ越しに「端ではなく真ん中だ!」などと指示を大声で伝えているのにチャップリンには聞こえないというやり取りが面白かったです。自分の仕事も忘れるくらい気になってしまう気持ちわかります。何でボツにしたんだろう。一つのコントとして楽しめそうだけれど、天才の脳内は謎。

素人だと思う、ヒロインの甥っこ?
使ってやってと平田さんがおしてた。
自然なお芝居だったんだろうな。

20分程なのに700以上のテイクを重ねる、凄いこだわり。
その場のインスピレーションで撮ることもあったと聞いてびっくり。
完璧主義者と聞いたことはあっても想像以上…。

移民のNG集は本編と比較しながら観られて良かったです。
賭けをするシーン。
全額すって絶望し、逆切れして去っていく男、その真似をするチャーリー。
チャーリーに抱きつかれたり、巻き込まれるおじさんのキョトンとしているところが好きでした。
んで、一通り絶望と逆切れをしたところで、残っていたお金でまた賭けをする。
「全部使ってなかったのかよっ!」という平田さんのツッコミに激しく同意した。

カフェは、やや薄暗い本編とは違い、明るいヨーロッパ風。雰囲気がらっと変わってた。
しかも、三角関係の話で、チャップリンがどちらかというと不憫な位置のような印象でした…。

船のシーンもかなり後で撮ったシーンと知ってびっくりした。

お金足りなくてボコボコにされていた人も、お金払って許されてたりウェイターはもとは画家役の人だったり、暴力要素は本編より少し減っていたそう。本編ではすごく痛そうだった…。
背景に暴力や貧困などの暗い要素があるということを知って観るとなんだか切ない部分もあるんだなぁ。

登録所の職員の冷たさと雨の演出と二人の雰囲気と。
なんだかギャップがハッピーエンドなんだけれどひっかかるものがある感じ。

日本人のマネで伝票で折り紙の兜を折るのが意外でびっくり。
日本の文化を取り入れようとしてくれたところに敬意を感じるしマネージャーの日本人の方もすごいなと思う。
着物スーツや銭湯にも行ったり…日本満喫してくれていたならいいなぁ。

実際に撮影で使われていた消防署が今やおかしな建物になってしまっていてショックだった…。

写真ですが本気で怒ったチャップリン、にこにこしている、楽しそうな印象が強かっただけになんかすごく怖かった。
本気でこだわっているんだなぁ。


お孫さんがはるばる来てくださっていて、その反応にビクビクの羽佐間さん。
びびってます?と突っ込む平田さん。
びびって、って羽佐間さんにツッ込む平田さん貴重。

羽佐間さんが、野沢さんの出演作について触れるとき、ドラゴンボールを言おうとしたんだろうけど、ドラえもんと。
モノクロ時代に出演していたので「ぼく、ドラえもん」って言ってくれました!
平田さんも思い出していたようです。
サザエさんとか〜って適当に作品名をあげていて止められる羽佐間さん。
私の中で羽佐間さんのイメージがちょっとかわっていきました。クールな方なのかなと思いきや自由な方なんだなぁと。

「エイドリアン〜!」を言ってくださって嬉しかった!


続く