話題:突発的文章・物語・詩
第1詩『迷わないセンス』
いつの間にか部屋に居座ってしまった黒猫に迷わず“ヤマト”と名付けるセンスの持ち主は、
いつの間にか部屋に居座ってしまった江戸時代からタイムスリップして来た記憶喪失の飛脚に迷わず“佐川”と名付けるのでしょう…きっと。
第2詩『勇者ああああ』
あなたは勇者です。
さあ、名前を決めましょう。
カタカタ…。
「ああああ」。
OK ?
OK !!
………
その名前で冒険する事は出来ません。
第3詩『暑中見舞い』
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。
暑中お見舞い申し上げます。
しょっちゅうお見舞い申し上げます…。
第4詩『南極探険隊・隊長の驚き』
き、君はッ!南極に来てまでガリガリ君を食べようと云うのかねッ!!
第5詩『お茶漬けの味』
あの夏は
よく二人して正座をしながら
鮭茶漬けを食べましたっけね
…ボルネオの奥地で。
第6詩『一粒のショック』
節分に撒いた豆が部屋の片隅に残っているのを見たショックで二日ばかり寝込んでいました。
第7詩『誤訳』
リウマチを
Dragon City と
訳してはいけません。
第8詩『ところで』
ところで、
ポンカルってどう云う意味ですか?
《第1集・終わり》。