話題:都市伝説を話してみる。



小腹が空いた時に軽くつまみたい、そんな小さな都市伝説があります。都市伝説と呼ぶには物足りない“妙な噂”程度のお話。そのようなプチ伝説を都道府県別に分け、お国自慢編として紹介する事に致します。なお、都市伝説研究家として有名だという噂もある「又聞きのトシちゃん」のプチ解説付きとなっております。


【愛媛】


愛媛県のある地域では、特定の条件を満たした上で水道局に行き、所定の手続きを踏む事により、月額+1000円で家庭の蛇口からポンジュースが出てくるらしい。特定の条件とは、一家庭あたり、みかん農家で3万時間のボランティア活動をするとか、炬燵(こたつ)でミカンを5千個食べるとか、水道局を誉め称える作文を原稿用紙2千枚以上書く、など様々な説があるが真偽の程は定かではない。



◆又聞きのトシちゃんのプチ解説◆

これはかなり信憑性が高いと思うよ。友だちの友だちの友だちが愛媛県の出身なんだけど、子供の頃、家の水道から普通にポンジュースが出て来てた、って言ってたらしいよ。まあ、直接聞いた訳じゃないけどね。でね、ある時、家族揃ってでバヤリースオレンジを飲んだら次の日からポンジュースが出て来なくなったんだって。多分、権利を失ったんだろうね、バヤ飲んじゃったから。

そもそも、愛媛で「みず」と言ったらポンジュースの事だし。だから、レストランとか喫茶店でうっかり「お水ください」とか「お冷やください」とか言わないよう気を付けた方がいいよ、愛媛では。ポンジュースが出て来てしっかりお金取られるから。お水が欲しい時は「ポンじゃない方のお水をください」って言わないと駄目だからね。どっちにしても、この都市伝説は本物だと思うね、僕は。


★★★


又聞きのトシちゃんのお墨付きを貰った今回の都市伝説。果たして次はどのような伝説が登場するのだろうか。期待したいところである。


〜おしまひ〜。