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ワークショップ その3

ようやく書き上がってアップしようとしたらシャットダウンされてしまった。
ふざけてんのか、このバカスマホ!!

これは二度目である。

さてさて、本題のワークショップである。
演劇である。
レクチャーを受けるものと思っていたが…
いきなり「表現しましょう。自由にです」
小道具は何を使ってもよい。1分ほどで。
さあまいった。
何が苦手ってこの「自由に」ってのが苦手なのである。しかも今すぐにアドリブで。
僕がステージに立って歌えるのは自分の歌うべき曲があるからであって、もっと言えばステージ構成があるからで何にもないところから何か出来るほど器用ではない。

とは言えそういうことをするために来たのだから、まさかできない。やらない。とは言えない。イヤなら最初から来なければいいのだ。

と意を決してみんなの前に立つ。もちろんなーんも考えてない。
僕が手にした小道具は人形劇に使うような手をつっこむやつ。かわいかったのと何となく和風に見えたのでこれにした。
前に立てばもう男は度胸!!脱ぐ以外は何でもやっちゃいます。
もううろ覚えだがとりあえず人形にキスしてみる。そこから合いの手が入ったのでそれに合わせてどうにか。
他の参加者もみな苦戦している。みんなそれぞれ踊りなど得意技を持っているが今回使えないので(ちなみに僕の場合はギターね)そこが難しいところである。
あとみんな言っていたのが「終わらせ方が難しい」ということだった。
確かに始めるのはいいがそこからどうするか?というのはなかなか思いつかないものである。かく言う僕もそうだ。
一通りまわったところで見本を見せてもらう。
条件は同じはずだがとかくダイナミックな動きだった。
何でわかるかって?
そりゃあみんなの前を飛び出して部屋いっぱいに使うもん。いいのか?と最初は思ったが「自由」だからアリなのだ。
それだけでも驚きだがその後言われたのがもっとぶっ飛んだ。
「言葉を分解してみました」
???
もう僕の頭では理解不能である。キャパを超えてしまった。
自由と言われても知らないうちに枠の範囲を決めてしまったことに気づかされ、かつ発想の根本から違っていることを思い知らされた。
気持ちいいくらいにkoされてすごく面白い。
来てみて本当に良かった。

単純に好奇心が満たされるのがうれしい。最近ここまで新しいことに出会えることなんてなかった。

何度か同じようにやってみて今回のワークショップはおしまい。
帰りは近くのタイ料理店で軽く。
みな僕とは違う分野なので話を聞いているだけでも面白い。

まだ自分自身にこんなに好奇心が残っていることにも驚き。

有意義な夜だった。
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