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ラジオをばらしてみた

 家にはラジオが何台かある。
そのうちの1台、部屋で数年ぶりに
発見されたラジオがあるのだが、
どうも調子が悪い。
数年ほったらかしにしていたのだから
調子が悪くて当然なのだが、
FMは何の問題も無く受信してくれた。
さすがはソニー。
さすがMADE IN JAPAN。
大して高くも無いのに。
だが、AMが入らない。

 このラジオは二十歳くらいの頃
室蘭へバイトしに行った時
手に入れたもので、
何の変哲もないただの安ラジオなのだが、
感度・使い勝手が良かったので
それからは東北ツーリングや
北海道1週のときも必ず持参した
旅の必需品なのであり、
思い出の品なのである。
ここ数年旅に出てないからほったらかしに
してしまったのだが・・・

 買い換えれば済む話ではあるのだが
(実際我が家で聞くときは
海外の放送も入る高級品?
アダプタ付きを使う)
何となくそうは行かない心情と言うものが
ある。

 と言うわけでとにかくラジオを
ばらしてみた。
まあいわゆるポケットラジオの範疇に
入るだろうから
基盤を取り出すまでなら割合簡単に
出来た。エフェクターより簡単だったな。
ここからコンデンサーがどうちゃらだとか
ハンダ付けなんていうと
僕にとっては未知の世界なので
どうしたものかと思ったが、
幸いそちらはなんとも無かった。
が、ループアンテナ切れてるじゃん。
そりゃAM入らないよな、と納得。
それでどうしようかとタバコ吸いながら
しばし考え込むも
「下手の考え休むに似たり」
結局そのまま戻してしまった。

 誰か壊れたラジオで
いいから持ってないかな。
あったら譲ってください。
ループアンテナ取り出したいだけなので。

 しかしこんなご時世に
ラジオくださいなんて言って良いものだろうか?
まあ使えないやつを
求めているからそれで許してね。

今と昔のブロック塀 その2

 さて、余震があった直後にこれを書いている。
また津波警報とは・・・
しかも東北とは・・・

 最初の地震の時は何も持たずにいったん非難してしまったが、
もし逃げるとしたらどうすればいいのだろう。
怖がりと思われるかも知れないがそれでいいと思っている。
以前本で読んだマタギの言葉が身にしみる。
「臆病なくらい慎重でいい。スーパーマンでも何でもなく生身の人間だから」

 さてブロック塀だが、撤去しておいてよかった。今日の余震でつくづく思う。
崩れた時点で16枚ほど固まっていてとても人力では動かせなかった。
一枚ずつなら地道にはがすのだが・・・
しかもそこには一人しか入るスペースがない。
外側から蹴倒すのが一番手っ取り早いのだが、そこは5メーターほどはあろう石垣の上(信号より高い)

どうすんだこれ。
ほっとくわけにもいかないし。
と言うわけで知り合いに頼んだわけだが、とても驚いたらしい。
なんせ鉄筋と言うのがない。今の塀なら鉄筋がまずあるはずだが、
いくら見ても見当たらない。「今どきここまで無いのははじめて見た」そうな。
実は作業していくうちに一本だけ鉄筋があったのだが、なんと、唯の鉄の棒である。
普通鉄筋と言えば波状になっているのだが、ツルツルの棒である。
しかもその知り合いに言わせると鉄筋と言うのは普通L字に入れて崩れにくくするものらしいが、
ウチのはストレートに入っていた。しかも下まで届いてないし。
いくら家が築50年以上経っているボロ家だからってそれは無いでしょう。
一体どんな施工したんだ。当時はそれが普通なのか、それともうちでケチったか。


まあ逆に言えばそんなもんだから、引っ張って撤去するのはわけないでしょう。
となった。
が・・・
固定して衝撃を与えてはがしていく。とまあ要はぶっ叩いて壊すはずが、
なかなか壊れない。
たかがブロックがくっついているだけなのにつなぎ目はびくともしない。
なんでこんなに頑丈なのか
「だったら最初から壊れるなよ」
とつぶやきながら男二人で作業は続く。
もっとも僕がひっぱたいても全く壊れないので、ほぼ彼にやってもらったわけだが。

そんなこんなで1時間ほどしてようやく撤去完了。
いやーほんとに助かった。
ようやく心配事が片付いたが、それにしても今日の余震である。
こんなのが続いたら家ごと崩れるかもしれないんだけど。
だから怖いのである。








今と昔のブロック塀

我が家は斜面の中ほどに建っていて正面は石垣が築かれている。
立て篭もれば何日持つだろうかなどと想像した事がある。
もっとも背後の家はさらに高いところがあるので、一日と持たずに陥落してしまうと言う結論になったが。

別に建築関係の仕事をしているわけではないので、
詳しいことは全くわからないが
この「立て篭もったら何日持つか」と言う想像をするのが好きである。
例えば以前に僕がいた職場は山の中腹にあって道は細いのが一本、普通車同士だとすれ違うのにスリルが味わえると言うとんでもない道。だけど重機も通れると言う不思議な道である。
さらに部署ごとに建屋があり本館から移動する際には自動車で移動する。
さながら部署ごとに独立王国が築かれている感じである。
実際他の部署の話はほとんど耳に入ってこなかったし、おかげでかなり好き勝手に仕事していた記憶がある。
そんな山の中にこもったらどうなるか?
曰く「兵糧攻めは当然」
「水の手は地下タンクでどうにか」
「バルコニーから迎え撃つも外が見づらい」
「背後は山なので一斉射撃を食らったら終わり」
「結局外の状況がわからなくなるから難しい」などなど
言いたい放題当時の同僚と話していた。

仕事しろよ・・・


さて我が家の石垣であるがこれは地震がきてもびくともしなかった。
さすがである。
が問題はその上に乗っかっているブロック塀なのである。
石垣はあくまで土台なので建屋の周りはブロック塀で囲まれている。
崩れかけているではないか。

続きはまた後ほど。
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