光育毛をご存知でしょうか。


光といえばレーザーと思いがちですが、ここで取り上げるのは純粋に可視光線である「光」です。


実際に育毛プログラムの一環に導入しているサロンも増えてきました。


育毛効果が得られると言われているのは特定の赤色LEDのみなので、LED照明で暮らしているからといって育毛効果があるわけではありません。


また、植物栽培用のLEDライト(ピンク)でも「開花植物用」「水耕栽培用」などとあることからもわかるように、効果は細かく分かれており、育毛には育毛専用のライトを使わなければ育毛効果が得られるというものではありません。


同じ理由で、店舗ディスプレイ用のカラーLED球にも育毛効果はありません。


家庭用のLED育毛機器も、頭にかぶるタイプのものや、ハンディタイプのものなど種類も出始めています。


購入するのなら、価格に見合った商品なのか、自分の髪の量に適した使いやすい製品か、できるだけたくさんの商品のクチコミを集めて検討したほうが良いでしょう。


特筆すべきは副作用がない点です。


ほかの育毛方法と併用する問題点もありませんし、導入する価値は充分あるでしょう。


ノンシリコンシャンプーは髪の毛に優しい印象がありますが、髪の毛に直接影響しているのはシリコンという成分そのものではないのです。


配合された洗浄成分が強すぎると強い洗浄作用によって髪の毛がゴワゴワしてしまうので、パサつきを滑らかにコーティングする目的でシリコンを使用するのです。


育毛するためにはシリコンが入っているかノンシリコンかによって選択するのではなくて、使われている洗浄成分は何であるかに気を付けることが重要です。


育毛剤を利用すると、副作用が現れるかというと調合されている成分が強いものだったり、濃度が高レベルであったりすると副作用が発生することもあります。


使用方法を誤っている場合にも、副作用が発生することがあるでしょう。


まずは使用方法をよく読んでから使用し、もしも通常ではない変化を感じたら、継続して使用しないでください。


髪を増やすために使ったはずなのに、育毛器具によっては使うことでまれに、髪の毛が抜けてしまうということもありますので、必ずしも全てが良いという訳ではありません。


一部の育毛器具は、使うことによりなんと頭皮を傷つけてしまうものもあるのが実際のところです。


しかし、どれもダメと言う訳ではなく、育毛器具の購入前にはどんな商品で、どんな効果があるのかなど確かめてから検討してください。


最悪、大切なお金と髪の毛がただ減るだけになってしまいます。


ライフスタイルの改善が育毛に必須であるということはよく知られています。


暴飲暴食、栄養不足、睡眠の乱れなどはトータルで悪い影響をもたらします。


抜け毛の進行を早め、毛根が大きなダメージを受けてしまうと、それだけ育毛剤の効果も薄れます。


育毛を考えているのであれば、育毛製品や薬の力のみに頼るだけでなく、生活の基本で改善できるところはないか、振り返ってみましょう。


とりわけ大事にしていきたいのは食生活と睡眠です。


仕事で家にいる時間が限られていて睡眠時間を増やせないという人は、朝起きるまで良質な睡眠を維持できる環境を整えることから始めてみませんか。


3食を他人任せにしている人は、寝起きや入浴後にコップ一杯の水を飲む習慣を追加するなど、はじめの一歩を踏み出してみることが大事です。


栄養バランスの悪い食生活や過度の飲酒、睡眠不足などごく日常的なことの不摂生は、肌や再生や発毛サイクルを乱し、抜け毛の原因になるので、ぜひ興味をもって、改善していただきたいものです。


あくまでも乱れた生活サイクルを放置したままで、育毛剤や薬の効果を期待するのは、徹夜で風邪薬の効果を期待するのと同様、ムチャというものです。