発毛や育毛を専門とする個人のクリニックだけでなくて、一般の皮膚科でも育毛治療はやってくれます。
簡単に皮膚科といっても美容皮膚科と一般的な通常の皮膚科があり、受診はどちらにかかってもOKですが、薄毛を気にしている人が受診するのに良いのは美容皮膚科の方です。
そして、通常の皮膚科と美容皮膚科どちらを選んでも保険適応外で全額自己負担です。
時間がかかるのが薄毛治療ですから、皮膚科が通いやすい場所にあることも通院先の皮膚科を選択する上で重要な点になります。
市販の育毛剤を使用すると、副作用が現れるかというと配合されている成分が強力なものだったり、濃いものであったりすると副作用が発生する可能性があります。
使用方法を守っていない場合にも、副作用が発症することもあるでしょう。
使用上の注意を熟読してから使い、何かしらの異常が現れたら使用を止めてください。
さまざまなメディアで流れている育毛シャンプーのコマーシャルに接する度に思うのですが、CMの内容から判断して育毛シャンプーオンリーで髪が発毛してくるかのように錯覚してしまうのではないでしょうか。
でも、育毛用のシャンプーオンリーで発毛することはないのです。
育毛洗髪剤の持つ役目といえば丈夫な髪がフサフサ生えてくるように発毛するための頭皮バランスの調節であり、直々に毛根への作用を持っている訳ではないのです。
現在販売されている育毛剤はすぐに効果がでません。
最低でも90日ほどは利用していくといいでしょう。
ただ、かゆみがあったり炎症がおこるといった副作用が起こった場合、利用はやめてくさだい。
さらに髪が抜けてしまうかもしれません。
育毛剤の効果は等しく同じものというわけではありませんので、全員に効き目があるとは限りません。
以前、ニュースになったiPS細胞という名前を覚えている方も多いでしょう。
近年、iPS細胞が育毛治療に役立つことが研究成果としてまとめられました。
毛穴の奥にあって毛根を包み、健康的な髪の成長に必要な毛包が再生されたという実験結果が出たのです。
とはいえ、研究段階なので今すぐ使える技術ではありませんが、髪を生やすための研究は今後も飛躍的に進む事が期待できます。