AGA専門のクリニックなどに通わずに自力で治療するのは、一部に限定すれば可能と言えます。
植毛は医療行為ですし、超音波やレーザーなどを使用して有効成分を毛根に注入する技術も医療従事者でなければできませんが、薬について言えば、日本では医師の処方がなければ買えない医療用医薬品でも、外国に自分で発注したり、個人輸入代行業者を利用することで通院や検査もなく自力で治していくことができます。
その際も割安なジェネリック(後発)薬を利用すると、わざわざクリニックで処方箋をもらうに比べ確実に割安な出費で済むのが特長です。
思春期以降なら誰でもかかりうるのが男性型脱毛症(略称AGA)ですが、AGAが発症するかどうかには男性ホルモンの関与が以前から指摘されています。
男性ホルモンであるテストステロンが同じく体内で分泌される酵素によって代謝され、DHTというホルモンに変換されることが抜け毛や薄毛の原因になることがわかっているからです。
問題の酵素がどのくらいあるかは、個人差というよりも遺伝的な差異があるのが定説で、昔から言われる薄毛遺伝の話が科学的に立証されたことになります。
抜け毛を減らしていくためには、頭皮の状態を整えていくことが必要です。
そのため、育毛のための地肌ケアができるシャンプーを選んで、使用するべきでしょう。
市販のシャンプーでも育毛用というものがありますが、界面活性剤(洗浄成分)の刺激が強すぎて、清潔を心がけてシャンプーするほど頭皮の状態が悪くなっていき、シャンプーを変えてみても改善されないといったトラブルの原因にもなるのです。
その点、育毛専用のシャンプーなら、必要以上に皮脂を取り去ることなく汚れのみを洗い落とし、理想的な地肌の状態に近づくよう作用します。
頭皮の代謝を改善する成分が配合されていることが多いです。
長期的に使用していくことで毛髪のツヤが戻ってきたという声も聞かれます。
頭も皮膚に覆われています。
カチカチの皮膚だと、毛が生えにくいといわれています。
頭部の血行が悪いと皮膚が硬くなるのです。
太くつややかな毛を増やすためには、頭皮の環境も良くなければなりません。
柔らかい頭皮と頭部の血行を保つことで、健康な髪の土台となってくれます。
また、全身の血行を良くすることも必要になってくるので、過激でない運動をしたり、血液が良く流れるようにする食材を続けて摂るようにしましょう。
新陳代謝を活発化させ血の巡りを良くすることは、すでに出てしまっているAGAの症状の抑止に大きく影響してきます。
血液の循環を良くするために体を温めることが推奨されますが、血行が悪くなりやすい「足」を温める足湯は効果的です。
家電量販店やホームセンターでも足湯桶や専用マシンがたくさん販売されていて値段もピンキリですが、実は深めのバケツなどに足を浸すのでも構いません。
また、お湯に香りの良いバスソルトやハーブオイルなどを入れると癒し効果もあります。