Diary

兄貴がきた


颯爽と…


爽やかな笑みがムカつくぜコノヤロウ


そして、互いにファイティングポーズ



「なんでいんの？」


「うるせぇ、死ね」


「お前こそ死ぬ」



あぁ、こんな事言うつもりはないのに…兄貴の顔を見たら言いたくなる！



「兄貴の爽やかな笑顔みたよ」


「は？」


「仕事先の近く通ったら見えた…キモイ」


バシン


あぁ、痛い


何も平手打ちで後頭部を殴らなくてもいいじゃないか！



「仕事とプライベートは別に決まってんだろ」


「違いすぎる、二重人格じゃなくて、多重人格者だろ！」



殴るあたり、絶対爽やか青年じゃない！



「つか、女送ってきた」


「彼女さん？」


「あぁ、つか９時って早くね？」


「いや、そんなもんでしょ」


兄貴と一緒にするな


なんて思ってませんよ



「つかさ、疲れてる？」


「あぁ？」


「なんとなく」


「んー、女が心配なんだと」


「何が？」


「俺モテるから」



殴り飛ばしてぇ



「あっそ」


「んで、泣かれた」


「は？」


「心配しすぎて…高校生てあんなもん？」


「高校生はウブだからねぇ」



つか、乙女心わかってないなぁ


相変わらず…



「んで、毎回付けられる」



トントン


あぁ、キスマーク


これはあれか？


新手の嫌がらせか？


単なるノロケか？


どっちにしてもムカつく



「酒飲みならつき合うよ？」



サラサラその気ねぇけど


「俺来週女連れて、海に行ってくる」



サラリと交わしやがったな兄貴



「泊まりで♪」


「ふーん、いいなぁ……………………え？泊まり？」


「許可はとった」


「うん………大丈夫？」


「何が？」



ニヤニヤしながら聞いてくるな！


危険だ！


彼女さん、逃げて！


魔王が狙ってる！



「ま、楽しんでくる」


「が、頑張れ…んじゃ、また…」


「あぁ、またな」



あれ？


あれれ？


ファイティングポーズ取り忘れた


いや、普通にノロケを聞いてしまった


……………


兄貴


頼むから、ノロケと愚痴を俺にぶちまけてどうしろと！

ついに発売！


戦国BASARA3のカップラーメン！


つか、本気で買うつもりはなかった。


ただ、石田光成を見て、渋々…


石田光成…描いたのが友達だからなぁ（汗）


カプコンにいる兄ちゃんに報告するべきだろうか？


いや、ヤツならきっと知ってるだろうな…


つか、声優さんスゲーとか自慢話聞かされて、何回かイラッとしたんだよなぁ


つか、同じくらい興奮もしたが…


アイツ、今忙しいだろうか？


たまにはメールでもとばしてやるか…


そして、次に会ったら、サインとイラストを提供してもらう！


友達だから許されるよな、それくらい！


つか、早く結婚してパーティーに呼べ！


生のプロを見たいんじゃー！

今日から某コンビニで、ナルトフェアー開催しました！


私のバイト先は、その日からバンバンとアニソンメドレー


あぁ、ナルト…ん？これはエヴァか！


次は黒執事！


なんだこのオタッキー満載な某コンビニは！


そして、対象商品に目がくらみ全て購入


しかもラーメンを見てビックリ！


待ち時間は…………………は？


え？


２分？


熱湯２分？


あれ？見間違いかな？


可笑しいな、暑さでくるっ……ってない！


２分でできるのか！


マジか！


２分で食べれんの？


すごくね！


だけど、この暑さにラーメン？


無理無理


２分だからって、ナルトみたいに待てないくらいラーメンがっつけないから…


しかし、２分


………気になる


死ぬ思いで食べてみようかな？


ナルトシールも気になるし…


全１２種類とか…


全部集めきれる自信ないけど…


が、頑張ろう！

久々に来た！


女性ならではの痛み


腹と腰が痛いが、バイトは休めないので出社


うーうーと唸りながら、レジをしていると見知ったシルエット


「よぉ」


「また来たんか、兄貴」


昨日に続き今日もかよ…暇人すぎんだろ兄貴！


あ、彼女さんも一緒だ…やっぱり清楚で可愛い



「んで？」


「あ？」


「用事は？」


「コレ」


「あぁ…ビールね？了解…つか、死ね」


「あぁ？貴様誰に向かって…」


「馬鹿兄貴に言ってんだ…馬鹿兄貴に！」


「誰が馬鹿だと？誰に向かってそんな口聞きやがる」


「はっ、私は俺様だから」


「言い残す事はそれだけか？」


「何？私は簡単には死なないけど？」


「復活しねぇように粉砕してやる」


「無理無理、私しなねぇし…」


「おい、面かせ」


「いやぁだ♪死ね、兄貴」


「本当お前は、コイツと真逆だよな？コイツみたいに清楚に出来ねぇのか？」


「兄貴には無理」


「たく、育ちの悪さが伺えるな」


「私馬鹿だから♪」


「あぁ、見ればわかる」


「なんかムカつくな糞兄貴」



「とりあえず、レジしろ」


「チッ、わかったよ…しゃーねぇな」


「本当に口悪いな」


「お褒めに預かり光栄です」


「うわぁ」



とりあえず、兄貴との会話はブラック


でも、なんかスッキリするんだよねぇ？


腹にきた黒いのを解放できるって感じで…


あぁ、明日もこないかな？


いいストレス発散なんだよ兄貴！

久々に兄貴登場


見た瞬間、咄嗟にファイティングポーズの翡翠


しかし、当時はレジ点検中


相手できねぇ！


そう視線を送ると、何故か去っていく兄貴


あ、諦めた？


暫くしてレジ点検終了すると…


「早くやれ馬鹿」


「バカとはなんだ、死ね」


「は、テメーが死ね」


ブラックだ…


「うるせぇな！って、ピルクル？」


「あぁ、腹の調子がよろしくないからな」


「うわ、意外…健康気にするんだ」


「そーいう歳だからな」


いや、兄貴なら地獄の果てまで生きていそうだよ


口にはださねぇけど


「んじゃストローどっちがいい？」


「何か違いあんのか？」


「長さ？」


「んじゃ、左」


「了解」


袋につめていると、小銭を出す兄貴


めっずらしぃ！


「健康気にするなら、彼女さんに心配されてんじゃね？」


「アイツかなり心配性なんだよな」


「…………」


ノロケか今の！


「色々大変だね」


「総称したな…まぁ、色々な」


「兄貴、バカだもんね？」


「コラ、誰がバカだと？」


「バカをバカと言って何が悪い？」


「絞めるぞ」


「フン、バーカ」


「糞女」



そう愚痴りながら、去っていく兄貴


「また来てね？兄貴！」


「……あぁ、またな」



Σ兄貴が素直だ


いや、俺どこか頭打ったか？


とりあえず、兄貴が素直すぎて鳥肌が…


次に来たら、どんな会話しようかな？


最近の兄貴との会話はそれなりに楽しい(笑)